年間売上29%増、顧客満足度53%増 グローバルでの成功を日本へ
Smart CRMの導入効果については、日本ではまだ活用が進んでいないものの、米国では成果が出ているとのこと。HubSpotの調査によれば、従業員ひとりあたりの処理タスク数が増えたことで生産性が34%向上。リードの獲得件数も増え、細かな施策を打てるようになった結果、導入から1年後の売上は平均で29%伸びているという。
顧客体験においても、顧客満足度が53%向上し、顧客維持率(LTV)が27%増加。顧客情報を引継いで一元管理できていることが、顧客満足度に直結していると田村氏は分析する。
「単一プラットフォームでお客様の情報を一元管理し、それをAIで有効活用するSmart CRMは、今後日本の営業現場でも有効なツールになっていくでしょう」(田村氏)

最後に田村氏は、Smart CRMの効果的な導入アプローチを説明した。
「まずExcelやCRMに入っている顧客リストを棚卸しして、次に小規模の事業部単位で導入して成功パターンをつくり、最終的に全社展開することをおすすめします。いきなり全社導入しようとすると、構想を練るだけで数年かかりかねません。どの業務をAIに任せていくかを決めてから全社展開していきましょう」(田村氏)
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