HubSpot Smart CRMの導入・運用支援と、AIを活用した業務自動化支援を行う100(読み:ハンドレッド)は、HubSpotのAI機能群「Breeze」を活用し、営業・マーケティング・カスタマーサポート業務を自動化・高度化する「Breeze導入・活用支援サービス」の提供を開始した。

背景・課題
HubSpot社の2025年AIトレンドレポートによると、世界のマーケターの66%が業務でAIを活用している一方、AI投資を維持・拡大する意向の組織は98%に達している。
しかし、実際にAI活用に積極的な従業員は51%に留まり、投資と現場活用の間にギャップが存在。AI機能が整備される一方で、「どの業務に、どのようにAIを組み込むか」という設計と運用の不足が、活用定着を阻む最大の要因となっている。
AI導入を妨げる要因としては、技術的な問題よりも、データ設計や業務プロセス、教育といった運用面の課題が上位に挙げられている。AI機能の有無ではなく、CRMデータを前提とした活用設計が成果を左右する局面に入っている。
サービス概要
同サービスは、HubSpotに標準搭載されたAI機能「Breeze」を、試用や部分的活用に留めることなく、業務フローに組み込み、継続的に使われる状態まで定着させる支援を行う。
アシスタントやAIエージェントの設定、プロンプト設計、ワークフローへの組み込み、運用チューニングまでを一貫して支援し、クレジット制を前提とした費用対効果の高いAI運用を後押しする。

主な活用シーン
- 営業:商談内容の要約や購買シグナルの検知により、優先度の高い案件への集中を支援
- マーケティング:コンテンツ作成支援や改善提案により、施策の質とスピードを向上
- カスタマーサポート:問い合わせ一次対応や引き継ぎの自動化で、対応品質と効率を両立
