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時代や環境の変化に負けず持続的な成長を実現させるには、マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスといった「レベニュー組織」が一丸となり、一貫した顧客体験を提供しなければなりません。2025年1月28日に開催された「SalesZine Day 2025 Winter」では、“持続的な収益成長”のために必要な、データ・テクノロジー活用、戦略、組織づくりについて、第一線で活躍する先駆者たちが自社の事例やメソッドを共有。ここではそのセッションレポートをまとめました。ぜひご一読ください。
「リードは大切な生もの」 腐らせずに商談化させるための重要KPI「マーケティングベロシティ」とは
マーケティングと営業の連携は、多くの企業で長年の課題となっている。とくに顧客のデジタルシフトが加速する中で、マーケティングから営業に対する商談供給の重要性が増している。しかし、リード獲得数のみを重視するKPI設定や、部門間の連携不足により、せっかく集めたリードが「腐って」しまうケースが後を絶たない。2025年1月28日に開催された「SalesZine Day 2025 Winter」で、イノーバ 代表取締役社長の宗像淳氏は、この課題を解決する新しいKPI「マーケティングベロシティ」について提言。14年間で600社以上のBtoBマーケティング支援を手がけてきた同氏は、「リードは生もの」という独自の視点から、マーケティングと営業の新しい連携のかたちを示した。
生成AIは営業を救うのか? EYストラテジー・アンド・コンサルティング、日本IBM、NSSOLに聞く
注目が高まる生成AI。しかし実際の営業現場において、効果的な活用を実現できている組織はまだまだ多くありません。2025年1月28日に開催した「SalesZine Day 2025 Winter」では、EYストラテジー・アンド・コンサルティング 千葉氏、日本IBM 本郷氏、日鉄ソリューションズ 宮本氏が登壇。「生成AIは営業DXの救世主なのか? いまさら聞けない生成AI導入のポイントと将来ビジョンを徹底討論」と題したセッションにおいて、生成AI活用の現在地と導入のポイント、未来を語った。
年間10万回の会話データを活かし、生産性改善と売上向上を実現 AIファーストへ進化したZoomの価値
属人営業からの脱却が急がれる一方で、顧客との会話内容を共有し、チームの営業生産性向上に活かせている組織は少ないのが実情だ。その状況下で、統合コミュニケーション基盤を活用して、顧客との会話データをセールス・イネーブルメントや事業成長につなげるというアプローチを提案しているのが、Zoom(ZVC JAPAN)である。2025年1月28日に開催されたSalesZine Day 2025 Winterにおいて、AI不動産投資サービス「RENOSY(リノシー)」を提供するGA technologiesの成功事例を交えながら、同社のAIを活用したデータドリブンなセールス・イネーブルメントを紹介した。
事業成長をリードする存在に NECネッツエスアイ・タカラスタンダードに聞く「営業企画」の役割と期待
セールス・イネーブルメントが注目され、営業のDX推進が叫ばれる中で、その役割が変化しつつある「営業企画」。営業企画にはどのようなあり方が期待されているのだろうか。2025年1月28日に開催されたSalesZine Day 2025 Winterでは、NECネッツエスアイの齊藤大蔵氏と、タカラスタンダードの新實小百合氏が登壇。営業企画のミッションやIT活用、これから期待される役割について語った。
“隠れた実践者”に光を 日立製作所とSnowflakeが挑む、全社的なカスタマーサクセスの実践
企業の成長を支える重要な戦略となっているカスタマーサクセス。しかし、全社的な取り組みとしてカスタマーサクセス(顧客の成功)を実現するには、多くの壁が立ちはだかる。2025年1月28日に開催された「SalesZine Days 2025 Winter」では、日立製作所の堀光孝氏とSnowflakeの並木知己氏が登壇し、自社の取り組みを語った。本稿では、その対談をもとに、企業が全社でカスタマーサクセスに取り組むためのヒントを探る。
販路拡大から相乗効果の創出へ セーフィーとマネーフォワードが語るパートナーセールスの本質
昨今、自社の成長や新しい共創相手との出会いのために、あらためてパートナーセールスの組織を整備する企業が増えている。2025年1月28日に開催されたSalesZine Day 2025 Winterに、パートナーセールスによって事業成長や新たな価値創造に成果を挙げているセーフィーの鈴木敦久氏と、マネーフォワードの守屋茂樹氏が登場。eBook『パートナービジネスの立ち上げガイド』の著者である才流の桂川誠氏をモデレーターに迎え、「SMBからエンタープライズまで事業成長に欠かせないパートナーセールス実践事例」と題して、組織づくりやKPI設定、成功事例などが語られた。
エンタープライズセールスにまつわる誤解とは? 育成・組織づくり・KPIマネジメントのポイント
「エンタープライズセールス」の取り組みへの注目が日々高まっています。SalesZine Day 2025 Winterでは「厳しい現実から目を背けない! 数字をつくり、人を育てるエンタープライズセールスのマネジメント」と題したセッションを実施。アットラスト 代表取締役社長 遠藤公護さん、Box Japan 専務執行役員 ヴァイスプレジデント(肩書きは登壇当時、現社長執行役員) 佐藤範之さんをお招きし、 エンタープライズセールスにおけるマネジメントのあり方について、具体的なKPIマネジメント例から、現代のマネージャーに必要なスタンスまで、たっぷりと語っていただきました。
2年で売上756%増加! 組織の急成長を支えた営業データ戦略と、企業データベースの価値
営業活動の効率化やDXが叫ばれる中、ツール導入や施策を実施するだけでなく、その成果を正確に計測しながらPDCAを回すことが求められる。本記事では、2025年1月28日に開催されたSalesZine Day 2025 Winterから「2年で売上756%アップ! Grand Central社の急成長を支える営業データ戦略を公開!」の様子をお届けする。企業データベースを提供するユーソナー 池田 隆史氏が聞き手を務め、Grand Centralの佐藤幹太氏が、急成長を遂げる同社の営業データ戦略を語った。
日本通運、LINEヤフーが「セールスイネーブルメント」に取り組むワケ ツール活用・評価のポイントも
営業組織をより強くするために、「セールスイネーブルメント」という手段を選択する企業が増えています。2025年1月28日にSalesZineが開催した「SalesZine Day 2025 Winter」では、LINEヤフーの中田勝也さんと、日本通運の高木彩圭さんが登壇。セールスイネーブルメントにいちはやく取り組んできた2社は、営業プロセスの変革から育成プログラムの策定、ツール活用や戦略の実行まで、多岐にわたる役割をどう捉え、どう実践しているのか。挑戦の過程や成果について意見を交わしました。
営業&顧客の計1万人を調査! 事業成長のために重視すべき営業プロセスと、営業の働く幸せを生み出す要素
人手不足が常態化している昨今、営業部門はハイパフォーマンスなだけでなく、働きやすさも追求していく必要がある。単に顧客満足度を高めるだけでなく従業員満足度を高め、強い組織をつくるにはどうすれば良いのか。そこで今回は「SalesZine Day 2025 Winter」から、パーソル総合研究所の山田智之氏、加部雅之氏によるセッション「10,000人の営業実態調査から明らかになった、営業のパフォーマンスと、はたらく幸せを高めるポイント」のレポートを通して、ヒントを探る。
潜在層の「検討フェーズ」を察知し、「質の高い商談」を増やす動画システム「SALESFORWARD」
近年の営業活動において、単に商談数を増やすだけではなく、より受注につながる「質の高い商談」を増やすことが重要視されている。そのためには、企業の「検討フェーズ」を的確に察知し、適切なアプローチをとる必要がある。2025年1月28日に開催された「SalesZine Day 2025 Winter」では、DXOの松井力氏が、BtoBビジネスにおける営業とマーケティング間の「ハレーション問題」や検討フェーズを察知する重要性、それらの課題を解決する手法について語った。
「スライド作り=資料作成」ではない 「パワポ社長」が語る営業資料作りでの最重要ポイント
2025年1月28日に開催された「SalesZine Day 2025 Winter」では、シリョサク代表取締役の豊間根青地(とよまねせいち)氏が登壇。「営業改革は資料から始まる? 成果を引き出す“資料起点”の営業改善メソッド」と題した講演を行った。本稿では、同講演の内容を元に、セールスにおける資料作成の考え方のポイントについて、紹介していきたい。