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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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SalesZine Day 2021 Summer(AD)

リード数は10倍、商談獲得率は15倍! SATORI徳井さんが解説するMAを活用した営業改革事例

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 2021年7月8日に開催された「SalesZine Day 2021 Summer」。今回は、「『会えない』時代を乗り越えるデータマネジメント」をテーマに、ニューノーマル時代の「営業組織のデータ活用」について各社の取り組みが紹介された。本稿では、SATORI株式会社 マーケティング営業部 営業企画でリーダーを務める徳井ちひろ氏が登壇し、自身が実践したMA活用術が解説されたセッション「営業3年目社員がマーケティング組織をひとりで立ち上げ売上アップに貢献した秘訣 ~MAで効果倍増を実現させた活用事例とは~」の様子をお届けする。

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「毎月25件のアポを取ってくること」と名刺の束を渡された

 広告代理店でトップセールス経験し、マーケティング部署の立ち上げなどを経験した徳井ちひろさんは、前職で活用したMAツール「SATORI」に感銘を受け、同ツールを提供するSATORIへ転職。現在はマーケティング営業部 フィールドセールスグループ 営業企画チームのリーダーとして、営業企画に携わっている。

SATORI株式会社 マーケティング営業部 営業企画 リーダー 徳井ちひろさん

 本セッションでは、徳井氏が前職でデジタルマーケティング製品の営業職として組織変革に取り組んだ自身の経験を振り返りながら、マーケティング組織を立ち上げた理由、MAを活用するまでの過程が解説された。

 新卒入社した広告代理店では、入社早々「毎月25件のアポを取ってくるように」と名刺の束を渡された徳井氏。顧客と過去に交わされたやりとりが何ひとつわからないまま、がむしゃらに営業活動を行っていたという。25件という目標値にも数的根拠はなく、「こうした営業活動は、私自身も嫌でしたし、お客様にとっても迷惑になっていたでしょう」と振り返った。

 当時の営業現場では、架電件数重視で効率の悪いテレアポやリストの属人化により情報資産は蓄積されず、また、がむしゃらに獲得されたリードであったため、アポの成約率が低迷し続けるなど、課題が山積みであったという。

 

 こうした課題に直面した徳井氏が「個人的に」着手したのは、次の3点。

  • 効率の悪いテレアポ:適切なタイミングでのフォローを実施
  • リストの属人化:自分の顧客をきちんとリスト化
  • イマイチなアポも多く受注ができない:失注理由とフォロータイミングを明確化

「自己流ではありますが、Excelで顧客を記録し、失注した場合やアポにつながらなかった顧客の情報などをまとめていきました」と徳井さんは語る。「自社のマーケティング課題が認識されていない」「予算が下りない」「タイミングが悪い」などの、顧客と「会えない理由」をまとめて可視化したうえでフォローに取り組んだのだという。

「タイミングも意識していました。たとえば、ウェブサイトのリニューアルをするという話を耳にした際には、サイトリニューアルのタイミングを見計らってSEOサービスのご提案をしたり、予算が下りなかったお客様に対しては、決算期直前に連絡をしたりしていました。また、マーケティング課題の存在に自覚的ではないお客様に対しては、自身で課題を発掘するうえで助けになるような情報を共有するメール配信にも取り組んでいきました」(徳井氏)

 これらの対策が功を奏し、入社1年目が終了するころにはトップセールスへ上り詰めた徳井氏。しかし、その後は新人の売上が伸びず、チームが掲げる目標が達成できずに苦戦を強いられたのだという。

 チームで目標を達成するべく、徳井氏が取り組んだのは自社のセールスフローと課題の分析だ。営業会議で「どのように改善に取り組むべきか」を徹底的に議論する中で、当時の上司から知らされたのが「MAツール」の存在だった。

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「電話をかけて嫌がられることが減った」――精神面でのメリットも

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この記事の著者

井上晃(イノウエアキラ)

ITライター・エディター。モバイル業界を中心に取材し、IoTやロボットなどを含め、多岐にわたるテーマの記事を雑誌やWebメディアで執筆。雑誌・ムックの編集にも携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://saleszine.jp/article/detail/2704 2021/08/19 11:00

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