ハンモックは、キヌガワが、名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を導入したことを発表した。

導入の背景と期待される効果
キヌガワは、商業空間の演出に特化した資材を取り扱い、販売から企画、設計、製作、施工までを一貫して行っている。事業の中心は、展示会やイベント、ディスプレイ、広告サイン、看板、POP、店舗、舞台装飾といった分野で、商業施設やイベント会場に向けた空間演出に対応している。
キヌガワでは、顧客の展示会出展を支援する一方で、自社も出展企業として展示会に参加してきた。こうした活動を通じて獲得した顧客情報や営業活動の履歴を一元的に管理する必要性が高まり、名刺管理ツールの導入を検討していた。
そこで、まずは一部拠点にてホットプロファイルを先行導入し、活用効果や運用の手応えを検証。その結果、十分な効果が得られたことから、全社での導入によって顧客情報を可視化し、営業活動に活用していきたいという方針が固まった。コスト面と、常に最新の顧客情報を一元管理できる点が評価され、「ホットプロファイル」のグループ全体への本格導入を決定した。
ホットプロファイルは、名刺をスマートフォンやスキャナーで読み取るだけで、顧客データベースを自動作成。さらに、名刺情報に営業報告を紐づけて登録できる機能により、営業担当者は外出先からスマホで営業成果を入力できる。
登録の操作性から顧客情報の蓄積量が増え、その結果、グループ全体で顧客情報をリアルタイムに可視化し、誰がどの顧客とつながっているかを把握することが可能になる。加えて、展示会後のフォローにはメール配信機能を活用して対応することで営業機会の取りこぼしを防ぎ、グループ全体の営業力強化と効率的な顧客管理を実現する。