AI型DAP「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチは、KDDIの営業支援システムであるSalesforceに、「テックタッチ」が採用されたことを発表した。
導入の背景
KDDIは、5G通信とデータドリブン、生成AIをコア事業とし、社会の持続的成長と企業価値の向上に取り組んでいる。その一環として、RPAやAIなどの技術の活用により業務効率化や生産性の向上を図っている。
同社のパートナーグロース本部では、全国に展開する販売代理店との連携強化を担い、営業進捗の可視化や新商材の提案支援、販売員教育など多岐にわたる業務を行っている。情報共有基盤としてSalesforceを導入し、営業進捗の管理や営業情報の集約を通じて業務効率化を図っていたものの、UI変更時のマニュアル更新や改善作業がシステム担当者の負担となっていた。
こうした現場の負担を軽減し、Salesforceの運用効率化と支援コンテンツの柔軟な更新体制を構築することで、利用者への定着支援や教育工数の削減といった効果を実現するため、KDDIではテックタッチの導入を開始した。
導入の決め手
KDDIは、複数のDAPを比較検討するなかで、ノーコードで画面上に操作ガイドを実装できる点が評価され、テックタッチの採用に至った。トライアル期間を経て、運用担当者がテックタッチを活用する具体的なイメージを持てたことも、導入の決め手となった。
KDDI パートナーグロース本部 パートナービジネス企画部 久保田譲氏のコメント
当部では、お客さまのニーズに沿った提案を行うべく、「Sales Cloud」を営業基盤システムとして導入し、営業活動におけるデータ利活用や提案力強化を推進しています。「Sales Cloud」にて様々な機能を開発提供する一方、新規メンバーが操作に迷ってしまうなど利用促進面に課題があったため、画面上でダイレクトに操作をガイド/自動簡略化できる「テックタッチ」の導入を決めました。今後は営業メンバーのリテラシーを問わず直感的に「Sales Cloud」を利用いただけるよう「テックタッチ」でのガイド提供を充実させ、営業活動の更なる支援を進めて参ります。