アジアクエストは、自社で開発・提供しているAIエージェントを搭載した業務効率化サービス「AQ-AI エージェント」において、手書き・画像・文書などさまざまなデータを解析し、必要情報を業務システムやデータベースへ自動登録する入力支援サービス 「AQ-AIエージェント Convert & Entry」 をリリースした。

リリースの背景

現場で扱われる手書きチェックシート、チャット上のメモ、写真による在庫報告など、非構造化データの手入力は依然として、各業界で負担となっている。
AQ-AIエージェント Convert & Entryは、Teams・Slackなどのチャットツール、ウェブフォーム、各種文書ファイル、スキャン画像や写真など、さまざまなフォーマットをAIが解析し、必要な情報を抽出・構造化して自動登録する。
ユーザーは、話す、書く、撮るで入力が完了するため、従来の手入力や転記作業を不要にし、現場から管理部門までさまざまな業務での効率化が可能になる。
対応フォーマット
AQ-AIエージェント Convert & Entryは、次の入力フォーマットに対応している。
- Word(.docx)
- Excel(.xlsx)
- PowerPoint(.pptx)
- Text(.txt)
- 画像ファイル(.jpg 、.png 、.tiff など)
画像内の文字・表をOCRおよびAI解析で抽出し、テキスト・数値・構造情報として登録が可能。また、入力先システムの項目をAIが自動判定し、不足項目は自然言語でユーザーに確認する。
各種SaaS・業務システムとの連携
抽出データを解析した上で、基幹システム・品質管理・在庫管理・行政系システムなど複数のシステムへ同時連携が可能になる。また、API連携や社内データレイク接続にも対応し、データ活用基盤全体の自動化を促進する。
業界別活用例

- 建設業:現場報告写真や手書きメモを解析し、施工管理システムへ自動登録
- 製造業:品質検査票や帳票画像を解析し、品質管理システムへ反映
- 小売・EC:店舗チャットや売場写真から在庫情報を抽出・登録
- 公共・自治体:職員メモやスキャン文書を解析し、相談記録を行政システムへ登録
期待できる導入の効果
- 手入力や転記作業の削減による業務効率化
- 紙や画像データの取り込み自動化
- システム入力の属人化防止
- 現場、営業、管理部門まで横断的に活用可能
- データ整備から活用までのプロセスを構築
