ジオコードは、開発するクラウド営業支援・顧客管理ツール「ネクストSFA」の「AI商談レポート機能」が、Google MeetやZoomと連携できるようになったことを発表した。

機能強化の背景と目的

ネクストSFAに搭載されているAI商談レポート機能は、ウェブ会議の録画データをアップロードするだけで、AIによる高度な文字起こしや要約、SFA(顧客管理ツール)への自動連携などを行い、商談レポートを作成する機能。従来はウェブ会議の録画データをパソコンなどのローカル環境に一度保存したあと、手動でネクストSFAにアップロードする必要があり、この手間が営業担当者の負担となっていた。
今回の機能強化では、ウェブ会議ツールで保存された録画データ(動画ファイル)を、Googleドライブなどのクラウドストレージから直接選択・連携できるようにすることで、データ保存やアップロードというボトルネックを解消する。これにより、営業担当者は煩雑なファイル操作なしに、AI分析を開始できるようになる。
「AI商談レポート機能」について
議事録作成時間の削減
商談内容の文字起こしや要約にかかる時間を削減し、営業担当者はよりコアな業務に集中できる。
記録漏れの防止と精度の向上
AIが客観的に内容を記録するため、担当者による記録漏れや主観による解釈のずれを防ぎ、商談記録内容の正確性を向上させる。
情報共有の効率化
商談履歴に議事録と要約が自動登録されるため、チーム内での情報共有がスムーズになり、連携強化に貢献する。
商談の可視化
AIによる商談レポート機能を活用することで、「今後の流れが明確になっているか」「クロージングが適切に行われているか」など、商談における重要なポイントが体系的に整理される。これにより、各商談の進捗状況や課題がわかるようになり、営業マネジメントやフォローアップの精度向上や商談力強化に貢献する。
過去の商談内容の有効活用
過去の商談議事録を容易に検索・閲覧できるため、ナレッジの蓄積や営業戦略の立案に活用できる。