NTTコミュニケーションズは、パソコンのウェブブラウザとインターネット接続環境があれば、オフィスや自宅などの場所を問わず顧客への電話応対が可能になるクラウドコンタクトセンターサービス「COTOHA Call Center」の提供を開始した。発着信機能や保留・転送はもちろん、営業時間の設定、音声ガイダンスによるプッシュボタン入力の設定、通話履歴の自動記録など、の機能が揃えられている。
リモートワーク環境でも業務用の電話番号で発信・着信することが可能になるほか、リモートワークの従業員と出社している従業員間で発着信履歴(応対履歴)を共有することもできるように。今後は人間のオペレーターに代わって応対ができる「AIオペレーター機能」の追加も予定されている。
高度で複雑な機能を備えたコンタクトセンターサービスの場合、専門的なITスキルや複雑な設定が必要となり長い構築期間を要するが、同サービスは、顧客が「短期間で」「簡単に」「自力での」導入実現を目指した仕様に設計されている点が特徴として語られた。 なお、顧客からの機能フィードバックを通してサービス改善・強化を目的に、2021年3月31日から6月30日まで、同サービスの無償提供も行われる。