クラウド経費精算システム「Dr.経費精算」を提供するBearTailは、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、2020年4月に企業のテレワークと経費精算業務に関する調査を実施。同サービスを導入している企業、経費精算システムの導入を検討している企業に対し、経費精算業務がどの程度テレワークの障害となっているかを確認するべく今回の調査を行った。
同調査の結果は、次のとおり。
調査で得られた事実
- 会社としてのテレワーク実施率は70%(一部部署での実施も含む)
- 経理部におけるテレワーク実施率は22%
- 経費精算がテレワークの障害となっている比率は39%
調査から得られた示唆
- 会社としてのテレワーク実施率は過半数となっているものの、経理部は依然出社している比率が高く、相対的に感染症のリスクが高い部署である。
- 経費精算業務は経理部のテレワークを阻害する要因に。
- 「紙で届く請求書の処理」「書類の押印・保管・返送」「決算に係る帳票整理」などの障害を除外する必要がある。
調査概要
- 調査実施:BearTail
- 調査対象:中堅企業を中心とした135社の経理担当者
- (Dr.経費精算の導入企業69社、経費精算システムの導入を検討中の企業66社)
- 調査期間:2020年4月6日〜2020年4月10日
- 調査方法:電話調査
- 主な調査内容:新型コロナウイルスによる経理業務への影響、テレワーク実施の課題など