PLAN-Bは、現場リーダーがAIを前提に自チームの業務プロセスを再設計し、生産性の向上を目的とした「AI業務変革リーダー養成プログラム」の提供を開始する。

サービス提供開始の背景
近年、さまざまな企業でChatGPTをはじめとする生成AIの研修が行われているが、その多くは個人の使い方にとどまり、チーム全体の業務プロセスやKPIにまで踏み込めていないのが実情である。
また、研修後しばらくは一部のメンバーがAIを活用するものの、時間が経つにつれて従来のやり方に戻ってしまったり、活用度合いが個人任せになったりと、チームとして標準化されたAI業務オペレーションが存在しないケースも見られる。その結果、生産性向上も目標とする改善幅に届かないという課題が散見される。
AI業務変革リーダー養成プログラムは、成果につなげるための組織でのAI活用に課題を抱える企業に向け、AIで業務プロセスを再設計できるリーダーを育成することを目的に開発された。
プログラム概要
【プログラム名】AI業務改革リーダー養成プログラム
【対象】
- 従業員300〜3,000名規模のBtoB企業
- 営業企画・マーケティング・カスタマーサクセス・コーポレートDX・事業推進などの、マネージャー・部門長・チームリーダー
【目的】
- 現場リーダー自身が、AIを前提に業務プロセスを再設計し、チーム全体の生産性を大きく向上させること
- 各チーム固有の「AI業務オペレーション基盤」を構築し、AI活用を個人任せにしない“1→多”の仕組みをつくること
【研修後の得られる利点】
- チーム固有の「AI業務オペレーション設計図」日々の業務に組み込まれた業務直結型AIエージェント(例:問い合わせ判定エージェント、レポート生成エージェント、教育エージェント など)
- 研修後も現場リーダーが自走できるAI業務設計スキルと標準フロー
特徴
1.「AIを使える個人」ではなく、「AIで業務プロセスを再設計できるリーダー」を育成
一般的なAI研修が「ChatGPTの便利な使い方」にとどまりがちな中、本プログラムは現場リーダーを変革のユニットとして位置づけ、次の点をフォーカスする。
- チームのKPI(売上・案件数・工数・対応時間など)から、AI前提で再設計すべき業務プロセスを特定
- 業務フローを分解し、AIに任せる工程と人が担う工程を設計
- メンバー全員が活用できる「AI業務オペレーション」を標準化
これにより、業務理解とマネジメント力を武器にAI改革を推進できるリーダーを育成する。
2.「プロンプト」ではなく「ワークフロー単位」のAIエージェント構築
本プログラムでは、n8nなどのノーコードツールも活用し、プロンプト単体の工夫ではない業務フロー単位のAIエージェントを設計する。
- 週報作成 → 分析 → レポート → 施策案 → フィードバックといった一連のプロセスを半自動化するワークフローの構築
- 既存のSaaSや社内データとの連携を見据えた業務オペレーション」をデザイン
これにより、日々の業務に組み込まれたAIオペレーションへの転換を図る。
3.汎用スライドではなく、「自チーム専用のAI業務オペレーション基盤」が残る
従来の研修のように、一般論の資料やノウハウが残るだけではなく、自社・自チームの業務フローに合わせた動くアウトプットが成果として残る。
- 各社の業務フロー・KPIに合わせた個別設計を前提
- 研修期間中に、実務でそのまま使えるAI業務フローとエージェントを構築
- 導入後も定着・改善を支援する伴走サポート(オプション)を提供
これにより、研修は受けたのに業務は変わらなかったといった状況を避け、現場に根付くAIオペレーション基盤の構築を可能にする。
