Skyは、営業名刺管理「SKYPCE Ver.4.2」(スカイピース バージョン4.2)を開発、販売を開始した。
新機能の概要
1.操作の疑問などに答えるAIアドバイザーを搭載
名刺管理画面から生成AIのチャットサポートを直接起動し、SKYPCEの操作や活用方法について問い合わせができる。AIがマニュアルなどの情報を参照して回答するため、機能名や専門用語などがわからなくても質問が可能となる。
2.名刺情報へのメモの追加などを秘書やアシスタントが代理で対応可能に
役職者や上司が交換した名刺に対して、SKYPCE上でメモの追加などの編集操作を、秘書やアシスタントが代理で行える。権限を付与されたユーザーのみ操作が行えるため、セキュアな運用が可能となる(※1)。
3.名刺情報の特定項目を部署単位で非公開に設定可能に
SKYPCE上で閲覧できる名刺情報の項目の一部(名刺画像、名刺交換日、メモ)を、部署単位で非公開に設定できる。これまでの名刺所有者(ユーザー)や名刺単位での公開・非公開設定と合わせて活用することで、セキュアな名刺管理をサポートする。
4.Salesforceとの連携強化で、顧客管理の効率化をサポート
SKYPCEの正確な名刺情報を、顧客管理システム「Salesforce」で活用できる連携機能を強化。複数組織での連携や、企業データベースとの連携に対応した。
- 複数の組織での連携が可能に
SKYPCEと連携できるSalesforceの環境をこれまでの「1対1」から、大規模環境向けに複数の組織と連携できるように機能を強化した。
- 企業データベースのTSRコードと連携
SKYPCEの企業データベースに登録されている「TSR企業コード」「TSR事業所コード」をSalesforceに連携できる。
5.クラウド電話帳「SKYCEB」の利用をアクセス制御でよりセキュアに
SKYPCEの名刺情報とも連携し、企業・組織内で電話帳を共有できる「SKYCEB」(オプション)を強化。自社開発商品「SKYSEA Client View」(※2)や、そのほかのMDM製品(※3)で管理されている端末でのみ、SKYCEBへのアクセスを許可する。これにより、組織で管理していない私物のスマートフォンなどからの利用を制限し、セキュリティを強化できる。
その他新機能・改善機能
- 名刺管理画面やメール機能のUIを改善、より直感的な操作性を確立
- オンライン名刺交換でQRコードが利用可能に
- クラウド電話帳「SKYCEB」も更新
- Microsoft Entra IDユーザーの登録・同期が可能に
- ユーザー認証方式にSAMLを追加
- 各種電話帳のダウンロードをグループ単位で実行可能に
※1 委任者、代理人それぞれのユーザーでライセンスが必要
※2「SKYSEA Client View」の対応バージョンは、Ver.21以降となる。スマートフォンのアクセス制御をSKYSEA Client Viewで行う場合は、SKYSEA Client ViewのMDMオプションが必要
※3 Managed App Configurationに対応しているMDM製品が対象
