音声解析AI「MiiTel(ミーテル)」を提供しているRevComm(読み:レブコム)は、地方銀行の法人営業部門の担当者206名を対象に、地方銀行における法人営業の成熟度と音声AI活用に関する実態調査を実施した。

現在の法人営業スタイルの成熟度は「レベル3:課題解決型のソリューション提案」が40.2%で最多

「あなたの銀行における、現在の法人営業スタイルの成熟度として最も近いものを選択してください。」と質問した。その結果、「レベル3:課題解決型のソリューション提案」が40.2%、「レベル4:潜在ニーズを掘り起こす価値創造型」が20.9%という結果になった。
より高度な営業スタイルへ移行できない理由について、46.9%が「提案に必要な知識・スキルが不足しているから」と回答

「より高度な営業スタイルへ移行できない理由を教えてください。」という質問に対し、「提案に必要な知識・スキルが不足しているから」が46.9%、「営業活動が属人化し標準化されていないから」が25.0%という結果になった。
顧客への商品説明実施記録などの営業活動について、48.0%が「すべて手入力またはファイル取り込みでCRMに登録している」と回答

「あなたの銀行では、顧客への商品説明実施記録などの営業活動をCRMツールにどのように登録していますか。」という質問については、「すべて手入力またはファイル取り込みでCRMに登録している」が48.0%、「商品説明の実施は手入力だが、その他の営業記録は一部自動化されている」が31.3%という結果になった。約8割(79.3%)が手入力中心の記録方法を示した。
実施している営業活動記録の活用は「顧客への提案」や「顧客へのフォローアップ」が上位

「あなたの銀行で行っている営業活動記録の活用を教えてください。」という質問に対し、「顧客への提案」が64.8%、「顧客へのフォローアップ」が64.2%、「顧客との関係性維持・向上」が54.7%という結果になった。
音声AIの活用方法、「顧客提案への活用」や「商談分析と課題の抽出」が上位

「音声AIをどのように活用したいと思いますか。」という質問に対し、「顧客提案への活用」が55.9%、「商談分析と課題の抽出」が48.7%、「CRMへの商品説明の自動入力」が39.5%という結果になった。
【調査概要】
調査名称:地方銀行における法人営業の成熟度と音声AI活用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年8月20日〜9月17日
有効回答:地方銀行の法人営業部門の担当者206名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある