ビズリーチが運営する即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチに登録するヘッドハンターを対象に、中途採用・転職活動に関するアンケート調査を実施した。
2021年に求職者から寄せられた相談としては「会社の将来に不安がある」が67.8%ともっとも多く、次いで「より専門性の高い仕事をしたい」が39.9%、「より裁量権のある仕事がしたい」が36.2%であった。また、転職や求職者の傾向に関する質問では、7割以上が「在宅勤務を希望する求職者が増えた」と回答しており、コロナ禍でリモートワークが普及したことによる柔軟な働き方へのニーズの高まりがうかがえる結果に。
ビズリーチの求人においても、「勤務地を問わない求人」が増加傾向にある点が明かされた。2020年2月末から2021年6月末までの間で「勤務地不問」の求人は13.2倍になるなど、即戦力人材を求める動きが全国で加速している様子が推察された。調査結果を受けて、同社は「福岡県の企業が埼玉県在住の即戦力人材を採用したり、山形県の企業が神奈川県在住の即戦力人材を採用したりするなど、転居不要の転職事例が増えてきており、今後ビジネスパーソンのキャリアの選択肢はますます多様化していくと予想されます」と見解を述べた。