freeeのパートナービジネスの「ミッション」とは
──まずはおふたりがパートナービジネスに携わるようになったきっかけを教えてください。
八島 前職では、不動産ポータルサイトの広告セールスを担当していました。あるタイミングから、その会社では大手の外資系CRMを取り扱うようになり、いわゆる販売代理店の営業としての活動も行っていました。この経験がパートナービジネスが面白いと感じるきっかけでもありました。
というのも、営業をしていると「自社だけでは解決できない顧客の課題」に必ずぶつかります。自社企業以外の商材を販売できることで、真のソリューション営業ができるようになり、大きなやりがいを感じたんです。
フリー株式会社 パートナー事業本部
アカウントマネジメント部 マネージャー
八島謙太さん
八島 そんななか、次のキャリアについて考えるタイミングで、代理店側だけではなく、ベンダー側の立場を経験してみたいと考えていました。ちょうどfreeeのパートナー事業本部に所属する友人と話すきっかけがあり、3年ほど前にfreeeに入社し、パートナービジネスに携わることになったのです。
宮下 私はfreeeに入社して約1年ですが、最初の半年は直販の事業部にいました。その後、社内でパートナー事業への注力が決まり、2025年1月よりパートナー事業本部へ異動し、パートナーセールスは未経験でした。正直、「代理店の方に売ってもらうために頭を下げる営業」というイメージがあったのですが、実際に取り組んでみて、良いギャップを感じています。
フリー株式会社 パートナー事業本部 アカウントマネジメント部
カスタマーグロースチーム
宮下拓人さん
──おふたりが所属するパートナー事業本部は、どのようなミッションをお持ちなのでしょうか。
八島 我々パートナー事業本部が向き合うのは、会計事務所、税理士など、士業のパートナーの皆さまです。パートナーさまには、「freee認定アドバイザー制度」という認定制度を用意しています。
現在のミッションは、すでに5,000を超える認定アドバイザーの中から、「ビジネスパートナー」として活動してくださる事務所を増やしていくことです。具体的には、パートナーの皆さまが能動的に、その先の顧問先(スモールビジネス)へfreeeソリューションの導入を推奨し、価値を広げていけるよう、メリットを伝え、支援していく活動を行っています。
宮下 私は八島のチーム内のカスタマーグロースチームに所属し、日々パートナーの皆さまに向き合っています。八島がパートナーの入り口を広げる役割だとすれば、私たちはそれを深く太くしていく役割です。
ミッションは、「freeeで何ができるか」「顧問先にどんなメリットを届けられるか」を明確にし、パートナーの皆さまの事務所全体を支援することです。そのため、事務所単位で向き合うのではなく、事務所内の社員1人ひとりがfreeeを活用し、顧問先のビジネスを強化できる能力やノウハウを持てるよう伴走しています。

