パートナーの「変化」を察知するタイミング
皆さん、こんにちは。パートナービジネス領域のコンサルティングサービスを展開しているGrow up代表の佐々木です。
第14回では「自社とマッチするパートナー企業の見極め方」について紹介しました。今回は「提携初期における、パートナーの変化把握と戦略への落とし込み方」というテーマで解説していきます。

パートナー企業は、3月・4月などの年度末~年度初め、9月・10月の上期末~下期初めが、もっとも変化が顕著な時期です。その背景は皆さんもご存じのとおり、人事異動が発生するからです。さらに、これらの時期はパートナー企業の戦略方針発表や見直しが発生しやすい時期でもあります。
これは、提携後の年数に関わらず見られる、一般的な日本企業のスケジュールです。したがって、パートナー企業によっては、時期が異なる可能性があります。あらかじめパートナー企業の期初のタイミングを確認し、さらに窓口担当の方にもっとも人事異動の発生しやすい時期や社内で戦略発表がある時期などをヒアリングすると良いでしょう。

