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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZien Day 2025 Winter

2025年1月28日(火)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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SalesZine Day 2025 Winter(AD)

営業&顧客の計1万人を調査! 事業成長のために重視すべき営業プロセスと、営業の働く幸せを生み出す要素

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 人手不足が常態化している昨今、営業部門はハイパフォーマンスなだけでなく、働きやすさも追求していく必要がある。単に顧客満足度を高めるだけでなく従業員満足度を高め、強い組織をつくるにはどうすれば良いのか。そこで今回は「SalesZine Day 2025 Winter」から、パーソル総合研究所の山田智之氏、加部雅之氏によるセッション「10,000人の営業実態調査から明らかになった、営業のパフォーマンスと、はたらく幸せを高めるポイント」のレポートを通して、ヒントを探る。

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1万人調査で明らかになった、BtoB営業と顧客の「すれ違い」

 転職エージェント「DODA」や人材派遣の「テンプスタッフ」など、数多くのサービスを手掛けているパーソルグループ。グループ内の会社は149社にのぼり、連結の売上高は1兆円超え、従業員数も7万人超と日本を代表する企業のひとつだ。

 この広大なグループの中で、調査機関・シンクタンクとして機能しているのが、山田氏と加部氏が所属するパーソル総合研究所(パーソル総研)である。同研究所は、2017年に「インテリジェンスHITO総合研究所」と「テンプスタッフラーニング」が統合して誕生。2021年には富士ゼロックス総合教育研究所をルーツに持つ、パーソルラーニングと組織を統合して活動している。

 シンクタンクとしての機能を持つ一方で、タレントマネジメントや人材開発・教育支援といったいくつかの事業も手掛けているのがパーソル総研の特徴だ。そのうち、山田氏と加部氏は営業力強化事業本部という組織に属し、顧客企業の営業部門のアップデートに取り組んでいる。

 同事業本部ではBtoBの営業担当者5,000人、その顧客5,000人の計1万人を対象とした営業の実態調査を2024年に実施している。今回のセッションでは、その調査結果を基に、営業がパフォーマンスを高めるヒントや、働く喜びを感じるために必要なものについて解説がなされた。

株式会社パーソル総合研究所 営業力強化事業本部 コンサルティング部 マネジャー 山田 智之氏
大手旅行会社での代理店営業からキャリアをスタートし、2005年より富士ゼロックス総合教育研究所(現パーソル総合研究所)にて、法人向けソリューション営業に従事。営業マネジャー、インサイドセールスマネジャー、マーケティングマネジャー、商品開発マネジャーを経て、現在に至る。

 まず話が及んだのは「いかに顧客の期待に応え、業績を高めるか」。調査ではBtoB企業の顧客に対して「営業に何を期待するか」を全26項目の複数選択式で質問した。すると、顧客側の回答数がもっとも多かったのは「納入後のトラブルへの迅速な対応」であり、「価格や納期交渉における納得いく対応」「費用対効果の明示」が続いた。

 一方で、営業側はどうか。顧客の期待に応えるために強化している点としては「納入後のトラブルへの迅速な対応」が1位となり、顧客側と一致している。一方で2位は「お客様の状況や課題、ニーズへの理解」、3位は「お客様のニーズ(スペック、費用)に合った提案」が続き、顧客のニーズと異なる結果となった。

「1位が一致している一方で、顧客が求めるものの2位と3位は、営業のトップ10にすら入っていませんでした。とくに費用対効果は営業側のランキングで18位と、大きな差が生まれています。これは見逃せません」(山田氏)

次のページ
高パフォーマンスな営業組織が重視する営業プロセスとは

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この記事の著者

鬼頭勇大(キトウ ユウダイ)

 フリーライター・編集者。熱狂的カープファン。ビジネス系書籍編集、健保組合事務職、ビジネス系ウェブメディア副編集長を経て独立。飲食系から働き方、エンタープライズITまでビジネス全般にわたる幅広い領域の取材経験がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社パーソル総合研究所

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://saleszine.jp/article/detail/6850 2025/02/28 11:00

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