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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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Sales Tech ホットトピックス

顧客の瞬間ニーズを捉える「Select DMP」とは アドテク企業が営業支援ツールを開発したワケ

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 パブリックDMP(Data Management Platform)最大手として知られるインティメート・マージャーが、BtoB特化型リードジェネレーションツール「Select DMP」の提供を開始した。アドテク業界で名を馳せた同社がなぜSales Techの領域に進出したのか。プロジェクトの発起人であり、自らがBtoB営業の経験者でもある佐伯朋嗣さんに、進出の背景とサービスに込めた想いを聞いた。

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データ提供でビジネスを支援する基本姿勢は変わらず

――まずは佐伯さんのご経歴と、現職で取り組まれている事業についてお聞かせください。

ITのキャリアは広告代理店のオプトからスタートしました。そこでインターネット広告の営業を学んだのち、SEMやSEOを支援する子会社の立ち上げに携わりました。その後、セキュアなデータベースを提供するパイプドビッツという会社や、ウェブパトロールを行うイー・ガーディアンという会社を経て、2018年1月にインティメート・マージャーへ参画しました。

インティメート・マージャーは現在創業6年目ですが、最初の5年はアドテクの領域で活動してきました。おかげさまでこの4年ほどパブリックDMP市場でシェア1位を占めることができ、ある程度認知度も上がってきました。弊社が持っているデータは、国内最大規模です。4.7億以上のオーディエンスデータとこれをもとにした類推データを、広告媒体をお持ちのメディアや広告主・代理店などに提供し、広告に活かすなどマーケティングの精度を上げていただくための支援を行っています。

 
インティメート・マージャー 佐伯朋嗣さん

私自身が営業出身ということもあり、データを使って営業活動の効率を上げたいという想いから、2018年夏にSales Techの新規事業を立ち上げることにしました。ちょうどABMやインサイドセールスという言葉が流行り始めていたころだったので、テクノロジーが受け入れられやすいタイミングだったことも立ち上げたきっかけのひとつです。

――パブリックDMP最大手の御社がSales Techの領域へ。進出の決め手は何だったのでしょうか?

第一の決め手は、会社全体のグロースです。DMP市場のシェアを40%占めている弊社が、この割合を60%や70%に増やすことは現実的に考えて難しいですし、仮に60%にできたとしても、売上は1.5倍で止まってしまいます。中長期的な成長を考えたとき、同じアドテク市場で戦い続けながらも、違う領域に進出していく戦略が良いと考えました。

第二の決め手は、Sales Tech領域の成熟です。そもそもインティメート・マージャーは「データをより多くの方に活用していただき、良い結果を出していただく手助けをしたい」という想いから立ち上げられた会社です。創業当時、アドテク領域には広告のインプレッションやクリックというデータが溢れていて効果測定をしやすい土壌が整っていたので、データを集めDMP企業として参入する道を選びました。

Sales Techに目をつけた理由も似ています。ABMやインサイドセールスを活用し、企業のニーズを捉えたうえで丁寧に営業活動を行うことが、結果的に良い成果につながり、効率的でもあるという流れになってきています。これまでは広告の領域でデータが活用されていましたが、広告を出したあとに行動しなければならないのは営業です。その領域までデータが落とし込まれていく時代になってきたと感じ、Sales Techへの進出を決めました。

次のページ
「今この瞬間のニーズ」を捉えるツールがもたらす効果

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮田華江(セールスジンヘンシュウブ ミヤタハナエ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

SalesZine編集部 渡辺佳奈(セールスジン編集部 ワタナベカナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、SalesZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/525 2019/06/24 07:00

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