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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZien Day 2025 Winter

2025年1月28日(火)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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顧客視点のデータ一元化×CTAで売上も向上! Sansanカスタマーサクセスの最新ツール活用

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追加受注15%増 20%のオンボーディングを自動化

──導入前にあった課題は、Gainsight導入後にはどのように解決・改善できましたか。

北野 お客様の状況を一元で管理できるようになったことが最大の導入効果ですね。カスタマーサクセスマネジャーとリニューアルセールスが同じものを見て活動することができるようになり、組織としての一体感が醸成されました。

 また、それまで煩雑なカスタマーサクセスの業務について「根性でタスクをこなす」側面も正直あったのですが、「テクノロジーを活用して効率的・効果的に行おう」と、IT投資に対するポジティブな意識変化も生まれています。

 Gainsightの機能を活用し、一定の条件を満たす顧客に対してリニューアルセールスがアクションを起こす運用体制をつくったのですが、追加受注が年間15%向上するなど、契約範囲の拡大(アップセル)が生まれました。解約率も下がり続けており、導入前は0.8〜0.9%でしたが、現在は0.63%ほどまで下がりました。さまざまな施策を打っているため、すべてがGainsightの成果ではない部分もありますが、貢献が大きいことは間違いありません。

顧客状況とアクションの例【クリックすると拡大します】

──現場での評価について、少しうかがえればと思います。活用したうえで感じるGainsightの最大の魅力を教えてください。

山元 個人的には「ルールエンジン」が好きですね。Gainsightの魅力の根幹ではないかと思っているのですが、「散らばっているデータを良いかたちにつなげられる」、言い換えれば「GUIベースで自由にSQLを書ける」と認識しています。どこにどんなデータが有るのかわかっていれば、さまざまなデータを収集・集計して分析し、ピンチやチャンスなどのアラートを出すことができる。ここまでノーコードでできるのは、素晴らしいです。

ルールエンジンのイメージ【クリックすると拡大します】

 ルールエンジンを使うことによって、「便利になった」「効率化された」だけでなく、「売上に貢献する活動ができた」と実感できます。散らばったデータから、アクションするべきタイミングや根拠を示してあげられる。それによって契約範囲の拡大が得られるという経験をできたのは、本当にうれしかったですね。営業アシスタントのころには、得られなかった達成感で、Gainsightとの出会いが私のキャリアを変えたと言っても過言ではありません。

北野 私もカスタマーサクセスマネジャーとして初めてGainsightを使った際、散らばっているはずの担当企業の情報が1画面に集約されることに衝撃を覚えましたね。山元の達成感にも共感できます。

 もうひとつ私が気に入っていたのが、CTA(アクション通知)が飛んだあとのタスク管理の機能です。担当企業が多い担当者は助かりますし、スムーズに情報連携ができるため、別の人が把握したり、連携したりする際にも便利です。また、プロダクトやカスタマーサクセスの人員が増加する中で、Gainsightを使うことで新人の業務の立ち上がりが早くなり、サービスの品質を保てるメリットもあります。

山元 使いやすさや自由度はGainsightがいちばんですよね。SalesforceやTableauとの連携も可能ですが、Gainsightのルールエンジンの自由さによって、ついGainsightでさまざまなことにチャレンジしてしまいます。

北野 Salesforceは顧客データのマスタであり「売る側の視点」で、Gainsightは顧客のリアルなデータで「顧客側の視点」で整理されたものと捉えられるかもしれません。

 マネジメントの目線で言えば、ヘルススコアの分布で顧客企業の状況を俯瞰して感覚的に把握できるのが良いですね。優先的に対応すべき「イエロー」や「レッド」のヘルススコアの企業があるのか、誰が担当しているのかを把握しやすくなります。メンバーにも、直接とるべきアクションが提示されるため、そのうえで支援を行いやすくなりました。

「イエロー」「レッド」のヘルススコア表示イメージ【クリックすると拡大します】

 また自動化も進んでいます。所定のオンボーディングステップの手前でお客様宛にメールが配信され、お客様側で実施していただくべきアクションがない際にCTAの通知が飛び、カスタマーサクセスマネジャーのアクションにつながるため、属人化しやすかったカスタマーサクセスの業務効率化にも貢献しています。人が介在しなくても約20%がオンボーディングに成功しており、その分カスタマーサクセスマネジャーの対応力を上げることができています。

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機能ではなく世界観を提供するカスタマーサクセス

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この記事の著者

伊藤真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ビジネスやIT系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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