大手老舗メーカーであるパイオニアが今、外部から積極的に人材を招いて営業・マーケティング改革を進めている。昨年、同社のクラウドサービスを提供するモビリティサービスカンパニーでは、既存のインサイドセールス組織を再構築し、2021年度は対前年度で商談化数290%を達成した。営業改革を推進したのが、サイバーエージェントやGoogleなどで活躍し、2年前に同社に入社したCCO(Chief Customer Officer:最高顧客責任者)兼CMO(Chief Marketing Officer)の石戸亮さんである。1月には、前ブライトコーブの大野耕平さんがマーケティングマネージャーとして参画し、さらなる体制強化に取り組んでいる。本稿では、老舗メーカーであるパイオニアでのインサイドセールス再構築の軌跡、そして、継続的な成長のサイクルを巡る営業改革の秘訣を両氏にうかがった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
石田仁志(イシダヒトシ)
IT系フリーライター、記者。IT系の業界紙で記者として15年活動、編集部門のトップを経てフリーに。エンタープライズ系からTech系、組込み系まで幅広い領域を取材。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です