近年、レガシー産業や中小企業のDXに注目が集まっている。時代の潮流に先立って、大洞印刷のデジタル化を推進する、同社の専務取締役 大洞広和さんは、斜陽産業と称される印刷業界で30人規模であった組織をおよそ3倍に成長させた立役者だ。「印刷業界でペーパーレス化を目指す」。一見矛盾するこの目標を実現するべく、2004年の新規事業立ち上げに始まり、Salesforceの導入、システムのクラウド化、インサイドセールス部門の新設など、継続的に事業変革を敢行している。レガシー産業でDXを推進し、既存の枠組みからの脱却を目指す大洞さんの熱い思いをうかがった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-