ベルフェイスは、従業員数500名以上の企業でSalesforceの活用推進やROI管理を担う責任者111名を対象に「Salesforce情報管理者の投資対効果実態調査」を実施した。

Q1「経営層からの説明・指摘の頻度」

約9割が、経営層からSalesforceの活用や効果について説明を求められたり、疑問を指摘されたりすることが「ある」と回答した(頻繁にある29.7%/時々ある55.9%)。これにより、経営層からの説明責務は定常化し、定量根拠となる入力データの品質・鮮度の確保が管理者の最重要KPIになっていることがわかった。
Q2「経営層から指摘される内容(複数回答)」

「蓄積データの活用」66.3%が最多の回答だった。「投資対効果(ROI)」62.1%、「売上や利益への貢献」54.7%が続いた。活用とROIの“説明可能性”が強く問われる段階で、データの網羅性・正確性と可視化が欠かせないことがわかった。
Q7「優先的に解決したい課題(上位)」

「データ入力の品質(重複や不備)」44.1%が最多の回答だった。続いて、「入力の負荷」42.3%、「入力率の低さ」38.7%という回答だった。品質・負荷・率という入力の三重課題がボトルネックだということがわかった。
Q8「AI入力自動化・支援ツールへの関心」

AIを活用した入力自動化・支援ツールに「関心あり」は89.2%(導入検討44.1%/情報収集45.1%)とい回答だった。品質・負荷・入力率の“三重課題”に対する包括的な解決策として、現場はAI入力支援を評価されている。また、効率化だけでなく、ROI説明やデータ活用の説明可能性向上にも寄与する打ち手として期待が集まっていることもわかった。
【調査概要】
調査名称:Salesforce情報管理者の投資対効果実態調査
調査主体:ベルフェイス
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年9月25〜29日
有効回答:従業員数500名以上の企業でSalesforceの活用推進やROI管理を担う責任者111名
備考:合計を100%とするため一部端数処理を実施
