CRM搭載のカスタマープラットフォームを提供するHubSpot Japanは、年次自社イベント「INBOUND 2024」および並行して展開するキャンペーン「Fall 2024 Spotlight」において、HubSpotのプラットフォーム全体を強化するAI機能群「Breeze(ブリーズ)」と、200以上の製品アップデートを発表した。
「INBOUND 2024」および「Fall 2024 Spotlight」で発表した主な製品や機能
Breeze
HubSpotのプラットフォーム全体を強化するAI機能群で、次を含む。
Copilot:業務効率化と生産性向上を支援する、HubSpotの新しいAIツール
コンテンツエージェント、SNSエージェント、案件創出エージェント、顧客対応エージェント:各業務領域のタスクをスピーディーに処理する4種類のAIエージェント
その他:「コンテンツリミックス」や「売上予測」など、プラットフォーム全体に組み込まれた80種類以上のAI機能
Breeze Intelligence
CRM上のデータの拡充や購買意欲の評価などを可能にするソリューションで、次を含む。
データエンリッチメント:2億件以上企業および購買者のプロフィール情報をデータベースから取り込み、HubSpot Smart CRM上の会社レコードとコンタクトレコードを拡充
購買者の興味関心:適性の高い有望な見込み客特定を支援
フォーム簡略化:Breeze Intelligenceの既知情報をフォームに自動で挿入し見込み客のフォーム入力作業を簡略化。コンバージョン率の向上を支援
Marketing HubとContent Hubの機能アップデート
動画のコンテンツリミックス:AIを活用してひとつの動画を複数の動画クリップ、音声コンテンツやテキストコンテンツに変換し、包括的なキャンペーン展開を支援
リードスコアリング:エンゲージメントの高い有望な見込み客の特定とフォローアップを支援
Google 拡張コンバージョン:ユーザー企業が持つHubSpot内のコンバージョンデータ(ファーストパーティーデータ)を活用してGoogle広告のキャンペーン効果を改善
マーケティング アナリティクス スイート:マーケティングに関するあらゆる測定指標やレポートに1ヵ所からアクセスできる機能
HubSpot 製品担当エグゼクティブ バイス プレジデント アンディ・ピトル氏のコメント
「全世界のHubSpotユーザーの中で特に成長している企業に共通するのは、ツール導入時にその使いやすさ、即効性、そして社内のデータやプロセス一元化にいかに貢献するかという3つの要素を重視している点です。企業が事業成長のためのインフラストラクチャーを構築する際の選択肢が無数に溢れる今、HubSpotは改めて『使いやすさ』『即効性』『一元化』という業務支援ツールが備えるべき根本的な性質を念頭におき、企業が最新のテクノロジーを実際の事業の成果に繋げられるよう取り組んでまいります」