不動産管理クラウド型ERP「@property」をはじめ、不動産管理におけるDXを推進するITツールを開発・提供しているプロパティデータバンクは、全国の経営者916人を対象として「企業の不動産管理実態に関する調査」を実施。その結果を発表した。
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年5月
- 調査対象者:経営者(業種業界、事業規模、保有・管理する不動産に規定なし)
- サンプル数:916件
調査結果
不動産管理業務の目的をたずねた。「支店・支社として利用」(23.7%)がもっとも多く、「収益物件の収益最大化」(20.2%)、「施設運営のコスト削減」(18.7%)と続いた。
不動産業務を担う現場をたずねた。「自社の専門部署」(15.6%)がもっとも多く、「完全に外注」(9.1%)、「自社の特定部署が兼業」(8.0%)と続いた。
不動産管理業務の課題をたずねた。「業務が煩雑、時間と手間がかかる」(30.6%)がもっとも多く、「過去の工事や修繕の内容が分からなくなる」(16.1%)、「良い貸主、テナントが見つからない」(13.9%)が続いた。
不動産管理業務で使用しているツールをたずねた。「Excel」(47.7%)がもっとも多くなった一方、管理不動産の目的や棟数によって使うツールが細分化する傾向が見られた。
不動産管理業務ツールで重視することをたずねた。「使い方が簡単」(23.9%)がもっとも多く、「安い」(18.9%)、「不動産に特化している」(17.4%)、「様々な管理機能がある」(15.8%)と続いた。