Works Human Intelligence（以下、WHI）は、東洋紡が統合人事システム「COMPANY」の導入を決定したことを発表した。
後継者育成計画（サクセッションプラン）の必要性が言及される中、高機能製品メーカーの東洋紡では、次世代経営人材の育成や組織人事戦略の実現において全社視点での最適な人材育成を高度化したいという課題を抱えていた。
将来の人材輩出に向けたタレントマネジメントの観点で人事異動を有効に機能させるべく、どこに・どのような人材が・どの程度必要かという「ポジションの見極め」、誰にどのような経験を積ませるべきかという「育成すべき人材の見極め」の実施および、このふたつを実現するためのプロセス設計に着手。人材の見極めに必要不可欠となる人材情報の一元管理・可視化を目指すために、タレントマネジメントシステムとして「COMPANY」の導入を決定した。
採用の理由
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人事領域のシステム統一による人材情報の集約と業務効率化
人事給与、人事評価、勤怠管理、資格情報管理などの一元管理が可能。あらゆる人材情報を「COMPANY」に集約することで、タレントマネジメントの基礎となる人材情報の可視化を実現。
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人事部門が自ら運用することでシステム管理コストを削減
ノーコードで設定を変更できるため、人事部門の担当者自ら法改正や業務プロセスの変更に伴うシステム改修が可能。システム部門においては、人事関連システムを統一することで、システム間データ連携のためのメンテナンスの手間を削減する。バージョンアップ・要件変更時の追加コスト・影響範囲の調査も不要。
期待効果
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タレントマネジメントとしての人事異動の実現
「COMPANY」に集約した人材情報を可視化し、タレントマネジメントに活用することで、中長期的な人材育成を考慮した全社最適の異動・配置の実現を目指す。
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人事部門・従業員双方の業務効率化
人事部門では、「COMPANY」導入による人事管理、給与計算、勤怠管理の業務効率化によって、人材育成施策の企画立案などより戦略的な人事業務を行うための時間を創出する。人事系の申請・照会機能や勤怠管理の利便性向上により、人事部門外の従業員の手間も削減し、本業に注力できる環境の整備を図る。
東洋紡 人事・労務総括部のコメント
私たちは、素材＋サイエンスで人と地球に求められるソリューションを創造し続けます。そのためにも人事制度を「1人ひとりが成長を感じ、誇りとやりがいを持って働くことができる制度」に改定しました。 新人事制度のねらいを実現するため、「COMPANY」が大きく寄与することを期待しています。
