ラクスが提供するメールマーケティングサービス「楽楽メールマーケティング」(旧名称:配配メール)は、業務にて営業メールをきっかけに打ち合わせや商談をしたことがある人を対象に、営業メールの受信実態と『商談化』の分岐点」に関する調査を実施した。
件名で「気になる」表現のトップは「具体的なメリット・効果」

「営業メールで件名に入っていたら気になる単語・フレーズ」について質問したところ、「具体的なメリット・効果(コスト削減・業務効率化など)」が約4割と最も多くの回答を集めた。次いで、「具体的な導入事例・数値実績(売上〇%アップ・〇社導入など)」が25.8%、「業界特有の課題・キーワード(2024年問題・法改正など)」が23.3%と続いた。
上位3項目はすべて「具体性」と「自社との関連性」に集約されており、「無料トライアル」などの特典訴求は7位(12.7%)にとどまったことから、受信者が件名に求めているのは直接的なメリットではなく、自分ごと化できる具体的な情報であることがわかった。
開封後の商談意欲は「すぐ使える情報」と「解像度の高い提案」で決まる

次に、「開封後、打ち合わせや商談をしてみたいと思う営業メールの特徴」について質問したところ、「すぐに役立つ業務ノウハウや資料(比較資料・調査データ等)がある」が31.6%でトップとなった。次いで「自社の課題や状況に合わせて内容がカスタマイズされている」(27.4%)、「同業他社の具体的な導入事例や数値的成果が示されている」(26.4%)が続いた。「費用対効果・料金体系が明確」(26.2%)も4位に入った。
打ち合わせ・商談経験者は、今の業務にすぐ活かせる「実用性の高い情報」や、自社の置かれた状況に対する「解像度の高い提案」、そして他社実績によるモデルケースを基準に打ち合わせや商談の要否を判断していることがわかった。
「完全無料」「至急」などの誇張・煽り表現は3割超がスルー。「Re:」詐称も約3割が拒否

「営業メールの件名に入っていると読まない単語・フレーズ」について質問したところ、「無料や特典を強調しすぎる表現(完全無料・無料招待など)」が31.8%で最も多くなった。「過去のやり取りを装う紛らわしい表現(Re:・前回の件・お世話になっておりますなど)」が28.4%、「過度に緊急性・重要性を煽る表現(至急・重要・要確認など)」が27.2%と続いた。
「無料アピール」や「緊急性の煽り」に対して拒否感を示していることがわかった。メールを目立たせようとするあまり、これらの表現を多用することは、かえって逆効果になることがわかった。
商談機会を最も遠ざけるのは「的外れな提案」

次に「開封後、打ち合わせや商談をしたいと思わない営業メールの特徴」について質問したところ、「自社の業界や抱えている課題と関係のない提案である」が30.4%で最も多くんった。「メール本文が長く、何を売りたいのか要点がわかりにくい」(29.0%)が続き、「具体的な数字や根拠が欠けている」と「定型文の一斉送信だとわかる」が同率(25.5%)で3位に並んだ。
自社の状況とマッチしない「的外れな提案」や、読み手の時間を奪う「冗長で要領を得ない文章」に対して、難色を示す傾向が見られた。
【調査概要】
調査名称:「営業メールの受信実態と『商談化』の分岐点」に関する調査
調査期間:2026年2月25日~2月27日
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査対象:調査回答時に業務にて営業メールをきっかけに打ち合わせや商談をしたことがあると回答したモニター
調査人数:503人
調査元:ラクス
モニター提供元:サクリサ
