ゾーホージャパンは、社会人教育事業を展開するリカレントが営業活動の効率化および把握・分析を目的にクラウド型顧客管理・営業支援システム「Zoho CRM」を導入したことを発表した。リカレントは、営業活動の開始から終了までのプロセスを設計する機能を活用し、見込み客とのアポイントを効率的に獲得できる仕組みを構築。結果、Zoho CRMを導入した2020年8月から2021年3月までの7ヵ月間における売上高は前年比で15%アップを実現した。
Zoho CRMは、顧客管理および営業支援の機能をユーザーの要件にあわせて利用できるクラウドサービス。今回の選定にあたっては、営業プロセスの設計がドラッグ&ドロップの操作だけで簡単に行えるブループリント機能が決め手となった。各プロセスで行われるべきタスクの定義、各タスクの実行期限の設定とアラート表示といった管理面が評価され、見込み客へのアプローチをタイミングを計って繰り返される「追いかけ営業」の仕組みが構築されたほか、アポイント獲得後にステージ別の商談を管理することによって、受注に至るまでの過程が可視化され、営業活動の改善に役立てられている。また、売上額を営業担当者別やリード獲得経路別、前年との比較などの多様な角度から分析するレポートの作成が可能となり、経営の意思決定に活用されている。