クラヴァンスは、ITエンジニアのスキル可視化と案件マッチングを支援するクラウドサービス「SOCRATES(ソクラテス)」において、新機能「案件自動取り込み機能」を正式リリースした。

リリースの背景
SES営業の現場では、案件情報を手作業で整理・登録する非効率性が課題となっている。
- 案件情報の入力・整理に工数がかかり、営業活動が停滞する
- 案件情報のフォーマットが統一されず、スキルマッチングの精度が低下する
- 案件情報がメールで複数人に共有され、管理体制が属人化している
これらの課題を解決するため、クラヴァンスは、案件自動取り込み機能を正式にリリースした。
新機能「案件自動取り込み機能」について
営業チームに届く案件情報メールを、SOCRATES専用のメールアドレスに転送するだけで、次の処理が自動で実行される。
- 人材・案件の自動判別:メール内容が人材情報か案件情報かを自動で識別し、適切なデータベースに振り分け
- 案件要件の自動分析:案件内容からスキル要件・稼働時間・報酬単価などを自動抽出
- 案件管理画面への自動登録:分析結果をSOCRATESの管理画面に自動反映し、営業チーム全体で一元管理
- エンジニアの自動マッチング:分析された案件に合うエンジニアを自動でマッチング
これにより、従来の手入力作業を削減し、案件分析の精度向上と提案スピードの加速を支援する。
人材情報と案件情報の自動マッチング
今回の案件自動取り込み機能と既存の「職務経歴書自動取り込み機能」を組み合わせることで、人材情報と案件情報の両面を自動で解析・マッチングが可能になる。これにより、営業担当者は煩雑な情報整理から解放され、「クライアント関係構築」「新規開拓」など本質的な営業活動に集中できるようになる。