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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZien Day 2025 Winter

2025年1月28日(火)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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営業DX3.0 生成AI導入は幻滅期に?  営業DXの未来を切り拓く生成AI活用について考える

組織知を言語化し、「AI協働」と「人の成長」をうながす 日鉄ソリューションズに聞く活用の現在地と期待

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「営業組織における生成AI活用」の成功例を探る本連載。第3回は、さまざまな日本企業の生成AI活用を支援している日鉄ソリューションズに注目します。日本企業における生成AI活用の現在地と、活用を浸透させるために必要なポイントを、同社で主に生成AI・対話型AIを担当するITコンサルタントである宮本さんにうかがいました。

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いかに「AI活用のハードル」を下げるかが肝要

──はじめに、宮本さんの現在の役割を教えてください。

私が所属するDX&イノベーションセンター(DXIC)は、お客様の業界・業種横断的に求められる上流コンサルティングや、データ活用、システムアーキテクチャなどの技術領域をとり扱い、製造業や金融業といった業界・業種ドメインごとの組織と協働して、お客様へサービスを提供しております。

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DXICでは、新規事業立案や既存業務の改善・効率化といったDX推進を、コンサルティングおよび技術領域面で全般的にご支援していますが、現在は生成AIを用いた業務変革・業務効率化が注力領域のひとつです。

日鉄ソリューションズ株式会社
デジタルソリューション&コンサルティング本部 DX&イノベーションセンター所属 ITコンサルタント 宮本 翔平さん

中央省庁担当組織において、OA基盤刷新等の大規模プロジェクトを中心にアカウント営業および企画構想支援を担当。2020年からは現組織にてITコンサルタントとして、流通・小売業や製造業、金融業など幅広いお客様に対する、グランドデザイン構想やDX推進プロジェクトを推進。近年は対話型AI・生成AIを主な領域とした企画や顧客への導入支援を実施している。

──さまざまな企業のAI活用を支援される中で、日本企業におけるどのようなケースが増えていると感じていますか?

生成AI活用のフェーズを、技術の見極めをSTEP1、ビジネス活用の技術検証をSTEP2、展開・定着をSTEP3と置いた場合、多くの企業がSTEP2もしくはSTEP3への取り組みを始めた時期ではないかと想像しています。「とりあえず全社もしくは一部の部署で安全に生成AIを利用できる環境はつくった。個人によっては業務の一部で生成AIを活用し始めているが、全社への展開・定着や、劇的な生産性向上までは至っていない」といった状態の企業がほとんどだと思います。

──AI活用が現場になかなか浸透していかないのは、何がネックになっているのでしょうか。

まずひとつは、利用にあたっての“面倒くささ”が残っていることだと想像します。多くの企業が社員に生成AIの使い方を教えたり、プロンプト集を整理したりと試行錯誤していますが、そもそも、従来の業務プロセスとシステムは生成AIを活用する前提でつくられていません。そのためどうしても、業務の途中で生成AIのシステムを立ち上げて、プロンプトや作業データをコピー&ペーストして……など、新たな手間が増える煩わしさが生じてしまい、これまでの習慣化した手順で業務を進めてしまうことが一因かと思います。

──テクノロジーに合わせて業務プロセスをアップデートするのは、難易度が高いのですね。

おっしゃるとおりです。そのため、生成AIが浸透するひとつの方向性は「気づかないうちに生成AIを使っている」という状態をつくり出すことです。

たとえばウェブ会議ツールで、商談内容が自動で文字起こし・要約されて、ネクストアクションが提示されるものがありますね。もちろんこれは生成AIによるものですが、生成AIを活用するために、ユーザーが何か操作する必要がありません。提供されるサービスに生成AIが組み込まれていることで、意識することなく生成AIを使っている状態です。ユーザーにとってのハードルは限りなく低いと言えます。

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営業の「組織知」を言語化し、“現場で使える”AIへ

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営業DX3.0 生成AI導入は幻滅期に?  営業DXの未来を切り拓く生成AI活用について考える連載記事一覧

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この記事の著者

SalesZine編集部 高橋愛里(セールスジンヘンシュウブ タカハシアイリ)

1992年生まれ。新卒で総合情報サービス企業に入社し、求人広告の制作に携わる。2023年翔泳社入社。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/6700 2025/01/27 08:00

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