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to be ONE TEAM ともに「売上」をつくるマーケティングとセールス

2024年10月16日(水)13:00~17:35

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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Sales Tech ホットトピックス

プリセールスとテクノロジーが切り拓く営業の可能性 「バウンダリースパナーを増やす」呉縞さんの挑戦

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 2023年11月に開催された「第7回 S1グランプリ」の優勝者は、元Salesforceのプリセールスエンジニアで現在はリゾルバの代表取締役社長を務めている呉縞慶一さん。オンラインホワイトボードの「Miro」を活用した新しい営業アプローチで優勝を飾った呉縞さんは、大会の中で組織全体で顧客を正しく理解し、適切に営業するためのテクノロジーの活用方法を示した。呉縞さんへの単独インタビューを通して、プリセールスという役割の魅力や「テクノロジーセールス」の可能性に迫った。

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S1出場の経緯とプリセールスへの思い

──まずはS1の優勝おめでとうございます。出場のきっかけは何だったのでしょうか。

S1の運営陣に元Salesforceのトップ営業の方がいて、その方から声がかかったんです。自分はプリセールスだったため、以前の出場者が全員「営業」だったことが少し気になりましたが、S1の評価指標を見てみると、「顧客志向」「オリジナリティ」「再現性」という3つの要素が挙げられていました。Salesforceでは顧客理解のトレーニングを手がけてきたので、これまでの経験がフィットすると感じました。

そして、大きなモチベーションとして、自分のエンジニアキャリアに大きなインパクトを与えたプリセールスという職種のプレゼンスを高めたいという思いがありました。とくに、Salesforceのプリセールスはほかの外資系企業のプリセールスとは異なり、営業よりも営業らしい側面を持っている。そんなプリセールスの特徴や面白さを共有することで、存在感を出していきたいと考えたのです。

株式会社リゾルバ 代表取締役社長 呉縞慶一さん

さらにシステムエンジニアの自分が優勝できれば、営業の再現性を高める育成や環境づくりに関しては「テクノロジーの活用」が有効だという証明にもなります。結果的には、それが自社の事業拡大にもつながると思い、出場を決めた次第です。

──呉縞さんがプリセールスになった経緯を教えていただけますか。

新卒でNECソリューションイノベーターに入社しました。2年めに外資系SaaSのアライアンスに携わり、このとき初めてSalesforceを触ったんです。コーディングはできない自分でも、容易に扱える操作性に感銘を受けたことをいまでも覚えています。その後、流通事業部でチケットサービスの開発に関わり、SIerとしての基礎を身につけます。9年めの終わりごろ、Salesforceに転職した先輩から声がかかり、話を聞く機会を得ました。

プリセールスとしての転職を決意した理由は大きくふたつ。ひとつは、「お客様と直接ビジネスの話をしたい」という思いが強くなっていたから。もうひとつは、「Salesforceであれば自信を持って提案できる」と考えたからです。もともと、自分が良いと思ったものをおすすめすることが、好きで得意でした。大学時代には、20人ほどの友人にMacをおすすめして切り替えてもらって、そのサポートまで行ったこともあるくらいです(笑)。

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評価の8割は売上! プリセールスの魅力とナレッジシェアの工夫

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮田華江(セールスジンヘンシュウブ ミヤタハナエ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

岡田 果子(オカダカコ)

IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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