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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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SalesZine Day 2022 Winter

営業マネージャーの仕事は売れる仕組みをつくること 持続的な成長基盤を武器に事業創出ができる組織へ

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 2022年1月25日と26日の2日間にわたって開催された「SalesZine Day 2022 Winter」。本稿では、「3年で3倍」という高い目標を掲げ、営業改革に挑んだCCCマーケティング・島田正明さんが登壇した基調講演「昨対比125%成長を実現! ツール導入から始めない営業改革דイネーブルメント” 実践に学ぶ」の後半の様子をお届けする。

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SFAは柔軟に項目を変更し、誰でも入力しやすいものへ

前編「「『3年で3倍』を目指しCCCマーケティングが挑んだ“イネーブルメント×営業改革”」も公開中です!

宮田(SalesZine編集部) ここからは、視聴者の方からの質問も交えながら、イネーブルメントを中心とした営業改革の中でぶつかった壁とその解決策をうかがっていきます。

会社としてイネーブルメント関連の製品・サービスに投資する意向がなく、現場主導でイネーブルメントに近い取り組みをしたい場合、どのようなことから着手できるでしょうか?

 こちらの質問ですが、最終的には説得するべきか、まずは現場でやれることに取り組むべきか、いかがでしょうか。

(左)編集部・宮田
(右)CCCマーケティング株式会社 マーケティングソリューションDiv ゼネラルマネージャー 島田正明さん

島田(CCCマーケティング) 属人的になってしまっている部分に対して、できる範囲で部署や有志のチームで取り組んでみるのも良いと思います。たとえば「営業フェーズの整理」「ハイパフォーマーの要素を抜き出す」などを現場でやってみると良いのではないでしょうか。先ほど、Salesforce導入を改革の後半で実施した件についてお伝えしましたが、投資の順番や時期を交渉することも手段のひとつでしょう。現場で行った取り組みの成果をもとに、「必ず会社に対して成果を出せるものです」と自信満々に伝えるのが大切ですから、一部が参加する会議ではなく、ぜひ社長も含めたキーパーソンに熱い思いを伝えてみてください。その際に、ぜひ今回の当社の事例をご活用ください。

宮田 「SFAの入力徹底をどう進めたか」という質問もいただいています。この点についてもぜひうかがえますか。

島田 正直に申し上げると、非常に難しかったです。テンプレートをもとに、皆さんも入力項目を設定されると思いますが、当社では幾度にわたりチューニングしていますね。最初は必要だと思っていたものでも、その項目が心理的に「入力の壁」となってしまっていることもあります。最初は手間かもしれませんが、Salesforceのインターフェースや項目の修正対応ができる人を用意するのが大切です。ヒアリングを重ねて柔軟にチューニングを行い、誰にとっても入力しやすい項目にブラッシュアップさせることが肝要です。

 アウトプットを見せることも重要ですよね。チームの数字は、すべてSalesforceから抽出して出してあげる。逆言えば、入力しやすい状態を目指したうえで、ここに表れない成績はチェックしないという強制力もある程度は必要です。結局は自分が入力したことが、何につながるかを明確に示すことがベストでしょう。

次のページ
現場とマネージャーの間に「推進者チーム」を設置

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この記事の著者

SalesZine編集部 宮田華江(セールスジンヘンシュウブ ミヤタハナエ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

塩田賢二(シオタケンジ)

フリーランスグラファー。ウェブ広告、アーティスト撮影、ブライダル、プロフ・宣材写真撮影。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://saleszine.jp/article/detail/3233 2022/02/25 07:00

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