SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

to be ONE TEAM ともに「売上」をつくるマーケティングとセールス

2024年10月16日(水)13:00~17:35

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

インサイドセールスという仕事

会社の文化を変える組織へ――マーケティング担当者がインサイドセールスチャリTを主催するまで


  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 インタビュー連載「インサイドセールスという仕事」。今回登場いただいたのは人事評価制度関連サービスを提供するあしたのチームの和歌友美さん。マーケティング業務に携わる中で感じた課題感から、インサイドセールスグループの立ち上げに参画し、現在は同グループのマネージャーを務めている。ゼロからの立ち上げにあたって「社内になかった文化だからこそ、私たちが根づかせなければいけない、という使命感があった」と語った和歌さんに、立ち上げまでの経緯・今後の展望のほか、「インサイドセールスチャリT」の取り組みに関してお話をうかがった。

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

マーケティング担当者だからこそ感じた課題感

――これまでのキャリアを教えてください。

2016年、あしたのチームに新卒入社し、4月から6年めに突入します。入社時から一貫してマーケティング業務にあたるポジションにいましたが、当時は会社も拡大期にあったので、部署の垣根を越えてセミナーやイベントの運営から広報業務まで、さまざまな業務にあたっていました。サポートという形ではありますが、新規事業の立ち上げに携わる機会もありましたね。今こうして振り返ってみると、なんでも屋のごとく、さまざまな業務に関わる機会に恵まれたように思います。

現在は、インサイドセールスグループのマネージャーを務めております。インサイドセールスチームが立ち上がったのが2019年の6月からでして、最初はいちメンバーとして関わっていましたが、立ち上がりの3ヵ月後にあたる9月からマネージャーに就任しました。

株式会社あしたのチーム 事業戦略本部 インサイドセールスグループ マネージャー 和歌友美さん

――インサイドセールスという職種を意識したきっかけを教えてください。

マーケティング業務に勤しむ中で、リードが放置されている状況に課題を感じていたためです。当時はインサイドセールスの専門部隊がなく、見込み客への架電・アプローチは、システムサポートを担当しているチームと、営業アシスタントのメンバーが兼任で対応にあたっていました。しかし、メンバーは皆本業を優先しなければならず、インバウンド対応は二の次になってしまう傾向にありました。

兼任という立場上仕方がないとはいえ、せっかく関心を持って資料をダウンロードしたり、セミナーに参加してくださった方が放置され、フォローされていないケースが多々見受けられ、正直看過できない状況にありました。これは「スタートアップあるある」と言えるかもしれません。ありがたいことに、当時から順調にお問い合わせをいただいていたのですが、それらすべてを対応できるほどのメンバーがいなかったのです。

マーケティング担当者として、そうしたリードが放置されている状況に課題感を感じる一方で、兼任メンバーの忙しさも理解ができたため、非常にもどかしかったです。どのようなアクションが最善か、考えを巡らせていた最中、定期的にミーティングを行う外部媒体の方との会話の中で「インサイドセールス」という職種を知りました。リード効果が上がらないという話題になった際、「他社はインサイドセールスという専門部隊を設け、リード獲得通知が来てから5分以内にアプローチをしている」と知らされたんです。

そこで真っ先に思ったのは、「今の体制のままだと、5分以内の架電は難しい」ということ。従来どおりの兼業体制で対応するのではなく、専任のインサイドセールス部隊の立ち上げの必要性を改めて感じさせられました。

――インサイドセールス組織の立ち上げに関して質問です。課題感を感じてから組織を立ち上げるまで、どれくらいのスピード感で推進されましたか。

2018年の冬ごろから課題が強くなり、本格的な立ち上げに向けて本腰を入れて動き出し始めたのは2019年の年明けでしょうか。3月から3ヵ月足らずで、インサイドセールスの立ち上げまで話が進みました。想像以上に慌ただしく、6月の立ち上げに至るまでは、インサイドセールスに近しい業務を営業アシスタントが専任で担当する「トライアル期間」も設けました。これは営業アシスタント間で対応ノウハウを共有することを目的に行われていたのですが、「それならば、専任部隊としてインサイドセールス組織を立ち上げたほうが、より効果が高いのではないか」と上申し、立ち上げに至りました。

立ち上げ期の初期メンバーには、私と、私の上司と、トライアル期間に協力してくれた営業アシスタントの3名に加えて、4名の新卒が配属されました。現在、メンバーは私を除いて合計7名で、うち2名がシフト制で勤務するインターン生と派遣社員のチーム構成です。

次のページ
営業組織に対して長期的な視点をもたらし、社内に「文化」を根付かせる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
インサイドセールスという仕事連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

SalesZine_編集部(セールスジンヘンシュウブ)

Sales Techに関する情報をお届けします!

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/article/detail/2246 2021/02/26 11:57

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年10月16日(水)13:00~17:35

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング