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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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大手企業への営業戦略と実践~持続的な事業成長に向けて~ 『エンタープライズセールス』出版記念イベント by SalesZine

2024年11月20日(水)15:00~17:10

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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マネジメントのプロに学ぶ!テレワーク下のチーム営業力強化術

アフターコロナの営業組織を考える オンライン化を阻む「慣性」を克服し顧客への価値提供を見直そう

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 5月25日の緊急事態宣言の解除から数ヵ月が経過し、「対面に戻る営業組織」と「オンラインを進める営業組織」の二極化が見られています。業界の慣習なども影響していますが、同じ業界でも企業によってオンライン化に対する基本姿勢に差が出ているのは注目すべき点です。筆者はコンサルタントとして企業の人材開発、組織開発の支援を行っていますが、6月以降、アフターコロナを見据えた営業組織の在り方に関する相談が増えています。そこで、本稿ではこれからの営業組織をテーマに解説します。

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オンライン営業の推進を阻む要因は営業組織の「慣性」に

 新型コロナウイルス感染症の流行は対面での業務を主とする営業組織に甚大な影響を与えました。かつて経験したことのない、リモートでの営業を余技なくされた組織も多いことでしょう。5月に厚生労働省が提示した「新しい働き方のスタイル」の中には、「テレワークやローテーション勤務」「会議はオンライン」なども掲げられています(参照:厚生労働省ホームページ「『新しい生活様式』の実践例」)。 営業組織についても例外ではなく、コロナ禍の収束が不透明な中、これまでの対面接触を前提とした活動を見直さざるを得ない機運が高まりました。

 これまでも、生産性向上の文脈からリモート営業を目指す動きがありましたが、広く普及・浸透するまでには至りませんでした。これにはふたつの要因があります。第一に、営業組織の生産性(業績/投資時間・労力)がブラックボックスになりやすいことです。製造ラインと異なり、同じアクションでも営業担当や商談相手により得られる結果が異なるため、生産性の分母となる投資した時間や労力に対する評価があいまいになり、結局は分子である業績で判断されやすいのです。

 

 第二に、「顧客優先」の考えがあり、顧客側が対面を望めば、すぐにお伺いするという慣習があることです。コロナ禍は顧客側がリモートコミュニケーションを受容し、合理的な意思決定をすることを促進しています。一方、営業側は、過去の経験から「顧客は対面を望み、訪問することで熱意が伝わる」という思い込みを持っているケースが多くみられます。冒頭に述べた「対面に戻る組織」と「オンラインを進める組織」の二極化は、営業組織の慣性ともいえるこのふたつの要因を克服できるかどうかの分岐といっても過言ではありません。

 筆者は対面での営業がある程度継続するものの、これまで顧客訪問や出張を繰り返してきた営業プロセスの多くはオンラインに切り替わると予測しています。現在では、営業活動も在宅で行われることが珍しくなくなりました。コミュニケーションツールやリモート業務の方法に慣れるにつれて、対面にはないオンラインの利便性に気づいてきたのです。業界や地域による浸透スピードの違いはあれ、営業のオンライン化は不可避の課題です。組織としての対応方法について説明をしていきます。

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対面の「移動コスト」を意識する/ナレッジマネジメントの仕組み化を

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この記事の著者

リクルートマネジメントソリューションズ コンサルティング部 シニアコンサルタント 松木 知徳(マツキトモノリ)

2007年リクルートマネジメントソリューションズ入社。コンサルタントとして企業の人材開発・組織開発に従事し、数々の表彰を受ける。テクノロジーや科学的な理論をもとにした科学的な営業組織づくりの支援や従業員のモチベーションの要因を研究し、新サービスの開発、メディアでの執筆活動や企業での講演などを多く行っ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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