インプレックスアンドカンパニーは、音声解析AI「MiiTel」を開発・提供するRevComm（以下、レブコム）との戦略的パートナーシップに基づき、両社の強みを融合した新サービス「Miimos（ミーモス）」の提供を開始したことを発表した。
Miimosは、音声解析AI MiiTelを活用して営業活動の可視化とノンコア業務の自動化を進めながら、インプレックスアンドカンパニーのハンズオン型営業コンサルティングによって営業組織の課題特定と生産性向上を可能にする「営業生産性向上BPaaS」である。
サービスリリースの背景
デジタル化の加速や顧客行動の多様化により、営業組織は従来の属人的なスタイルからの変革を迫られている。さまざまな企業がテクノロジーやツールの導入によって解決を図ろうとしているが、ツールを導入したものの定着しない、運用がうまくいかず機能しないといった新たな課題に直面している。これは、ツールが情報を記録・整理する役割しか果たせず、営業組織が抱える「戦略」「マネジメント」「実行力」といった本質的な課題は、人の介在がなければ解決できないためであると同社は考えている。
このような背景のもと、「営業にAIを使いこなさせる」のではなく、営業担当者のノンコア業務を自動化することで「営業にAIを装着させる」というコンセプトに基づき、Miimosを開発した。
主な特徴
1．営業担当者は、人にしかできないコア業務に専念
Miimosを導入することで、営業担当者の議事録作成、CRM/SFAへの入力、お礼メール作成といったノンコア業務を削減できる。
これにより、顧客とのコミュニケーションに集中でき、人にしかできない信頼関係構築や顧客の課題抽出に専念することが可能になる。
また、通話内容が可視化されることで、自己の営業活動を正しく振り返るセルフコーチングが可能となり、コンプライアンス遵守にもつながる。
2．営業生産性向上BPaaSとしてのマネジメント支援
MiiTelで可視化されたデータに基づき、インプレックスアンドカンパニーが顧客の営業組織の現状分析と課題特定を行う。
営業プロセス、スキル、マネジメントの観点からボトルネックを抽出し、トップパフォーマーとローパフォーマーの分析を通じて、組織に不足している要素を特定する。
この分析結果をもとに、戦略・戦術の構築から、個々のメンバーへの具体的なフィードバック、ロープレ・壁打ち演習まで、ハンズオンで実行をサポートする。
