SaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」を運営するスマートキャンプは、業務で生成AI(ChatGPT、Geminiなど)を利用している全国の企業に勤めている1,365人を対象に「生成AIの利用実態調査」を実施し、結果を公表した。

ChatGPT、Copilot、Geminiが3強。ツールのマルチユースが進む

現在の業務で利用している生成AIツールを質問したところ、もっとも多かった回答は「ChatGPT」(64.8%)だった。次いで「Microsoft Copilot」(50.5%)、「Gemini」(42.4%)と続いた。
1.ChatGPT(64.8%)
2.Microsoft Copilot(50.5%)
3.Gemini(42.4%)
4.Claude(12.5%)
5.Canva(画像生成)(8.6%)
上位3サービスが市場を牽引する一方で、Claude(12.5%)やPerplexity AI(7.9%)といった特定分野に強いツールもシェアを伸ばしている。
業務特化型のAIツールの活用が業務時間削減に効果

シェア上位の「ChatGPT」や「Microsoft Copilot」を利用した層で、月40時間以上の削減に成功している人の割合は、「ChatGPT」で5.4%、「Microsoft Copilot」で6.1%にとどまっている。
一方で、シェア率は低いものの、特定の高負荷業務に強いツールを使っているユーザーは、削減時間の長さが際立っている。
- Perplexity AI:21.3%
- Claude:15.2%
- Genspark:27.3%
特定の課題(リサーチの遅さや複雑な文書作成)を解決するために最適なツールを使い分けているユーザーほど、月あたり40時間の業務時間を削減できている実態がわかった。
無料版と有料版に生まれる「成果の差」

AI利用にかける月額費用と削減時間を分析したところ、費用0円(無料版のみ)の層で、月40時間以上の削減を達成した人は0%だった。さらに、無料版利用者の45.4%は、月5時間未満のわずかな削減にとどまっている。
対照的に、月額100万円以上を投資している企業では、18.6%が月40時間以上の削減を実現している。「コストをかけずに成果を出す」のは困難であり、適切な有料プランの導入が、時短効果につながることがデータで示された。
【調査概要】
タイトル:生成AIの利用実態調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査主体:スマートキャンプ
※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入している。合計が100%にならない場合がある
【事前調査】
調査対象:全国の企業にお勤めの20〜60代9,734人
調査期間:2025年12月4〜11日
【本調査】
調査対象:業務で生成AI(ChatGPT、Geminiなど)を利用している担当者1,365人
調査期間:2025年12月12〜19日
