PHONE APPLIは、マネジメント課題の解決を支援する新サービス「ManejaS(マネジャス)」の提供を開始したことを発表した。

開発背景
近年、プレイングマネージャーの増加や価値観の多様化、働き方改革の影響により、マネジメント業務は複雑化・高度化している。日々成果に追われる中、マネージャーはメンバーの業務やキャリアのケア、チームビルディングも求められるポジションになり、「管理職の罰ゲーム化」とも言われる状況になっている。
また、離職・休職といったリスクを事前に察知する仕組みがなく、優秀な人材の流出や採用ミスマッチも慢性的な課題となっている。これは現場課題にとどまらず、組織全体の人事課題に直結する。
従来のエンゲージメントサーベイや性格診断は、可視化するにとどまり、マネジメント現場で「実際にどう行動すべきか」まで落とし込めていなかった。
こうした背景からPHONE APPLIは、マネジメントを可視化し、そのデータを元に具体的なアクションプランを提案するManejaSの開発に至った。
機能概要

「調査しても課題の特定まで至らず、具体的な対策ができない」という企業の悩みに対し、ManejaSでは可視化されたデータを分析し、課題を特定する。さらに具体的なアクションの提案まで一連のサポートを行い、マネージャー・メンバー、ケアが必要な新卒や中途社員のオンボーディング支援も行う。
可視化
マネジメントフィードバック:マネジメントで把握すべき項目に関するサーベイをマネージャーとメンバーそれぞれに実施。ギャップを把握することで適切なマネジメントが可能になる。
エンゲージメントサーベイ:仕事への活力、愛着、業務負担、人間関係など6つの項目で評価し、定量的に可視化する。過去から現在までのスコアの遷移を確認することもできる。
性格傾向診断:サーベイで従業員の性格傾向を可視化する。マネージャー・メンバーが相互の考え方や性格特性を理解しあうことでコミュニケーションを円滑に進められるようになる。
分析・課題特定
組織状態の分析・モニタリング:従業員の性格・特性を把握し、エンゲージメントやコミュニケーションの状態を会社・部署単位で分析できる。
課題の特定・優先順位付け:個人の性格・特性を考慮して1人ひとりの心身の状態と変化を分析し、とくに必要なケアについてシステムが自動で優先度付けを行う。
アクション提案
マネージャー向けマネジメントアドバイス:マネージャーはメンバーごとの最適なマネジメントガイドを確認できる。マネジメントフィードバックのギャップの大きい項目に着目した具体的なアクションプランを提示する。
メンバー向けセルフマネジメントアドバイス:自身の性格や心身の状態に合わせたセルフマネジメントのアドバイスを提示し、フォロワーシップを醸成する。