monolystは、運営する転記レス商品情報管理システム「monolyst(モノリスト)」が、 東京証券取引所プライム上場商社であるユアサ商事に導入され、本格運用が開始されたこと発表した。

導入の背景
ユアサ商事は、EC販売店への商品情報提供や販売店独自フォームへの商品登録を進めるにあたって、次のような課題を抱えていた。
- メーカーの紙カタログや価格改定表から、通販に必要なスペックや商品画像などの商品情報や価格を取得するにあたり、転記作業が発生
- 通販会社ごとの異なるフォーマットに対して、商品情報の手入力が発生
- 人手が足りずオンラインで販売可能な商品数を提案する上で障壁となっていた
- 販売店においても、ECモールなどへ商品掲載する段階において、同様の悩みがあり、提案から掲載完了までのタイムラグによる機会損失が発生
ユアサ商事では、これらの課題を解決するため、登録作業を削減可能な商品情報管理システムとして、monolystの導入に至った。
導入の理由
同社が、monolystを導入した主な理由は次のとおり。
1.商品スペックや画像の取得における効率化
カタログを解析・整理し、スペック情報に加え、商品画像も取得できる点。手入力や画像加工が不要となり、工数の削減を期待できる。
2.通販会社ごとの雛形エクセルの自動作成
商品カタログから通販会社ごとのフォーマットを自動で作成できる機能。これにより、商品の市場投入までの時間短縮につながる点。
ユアサ商事 新流通ビジネス部のコメント
monolystの導入によりメーカーカタログから商品情報取得にかかる工数を大幅に削減し、当社から販売店様に対して提供する商品情報の質とスピードを向上します。また、社内で商品マスタを一元管理することで営業の提案方法もお客様の求める形にアップデートできると考えています。
さらに、仕入先様、販売先様をmonolystを武器とした提案でシームレスに「つなぐ」事でサプライチェーン全体のDXに貢献し、複合専門商社グループとしての新たな存在価値の創造につながると期待しています。