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2025年7月24日(木)13:00~18:20

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UMU、プロンプト不要であらゆる業務を効率化する「UMU AI Tools」を提供開始

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 パフォーマンス向上を支援するAI活用学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開するユームテクノロジージャパンは、営業、マーケティング、人事など、さまざまなビジネスシーンの課題を解決するAIツール群「UMU AI Tools」の提供を開始した。現在、24種類のAIツールを実装しており、年内には100種類以上に拡充する予定。

 本AIツール群は、専門知識やプロンプトの試行錯誤を不要とし、業務シーンを選択するだけでアウトプットが得られることを特徴とする。さらに、AI活用を属人化させずに誰でも同等のアウトプットが得られるよう、職種別の解説コースも同時に開講する。

新サービス開発背景

 内閣府が発表した「AI戦略2022」(※1)では国民全体のAIリテラシー習得が掲げられており、企業における従業員のAI教育の重要性が強調されている一方で、総務省が発表した「情報通信白書」(※2)によると、国内企業の生成AI利用率は26.7%にとどまり、アメリカや中国などの海外主要国との差が依然として大きいのが現状となっている。

 多くの企業で「生成AIに関心はあるが、自社の業務にどう活かせばいいかわからない」「AIの専門知識がなく、手探りで使っている」といった声が多く、企業におけるAI活用のポテンシャルを十分に引き出せていない。結果として、一部の社員のスキルに依存したAI活用は属人化し、汎用的なLLMを使ってもアウトプットの質が安定しないという新たな課題も生まれている。このAIへの期待と現実のギャップを埋め、誰もがAIを最大限に業務に活用できるようにするため、同社は「UMU AI Tools」の開発と職種別解説コースの開講に至った。

※1 内閣府「AI戦略」(2022年4月22日発表)

※2 総務省「情報通信白書」(2025年7月8日発表)

業務選択画面イメージ

新サービスの提供価値

「UMU AI Tools」は、ユーザーのAI思考と業務へのAI活用能力向上を促しながら、営業やマーケティング、人事をはじめとしたさまざまなビジネスシーンを支援するAIツール群。同社が提唱する「学習の科学」と「テクノロジー」を掛け合わせることで、単なる業務時間の短縮だけでなく、使うほどにユーザー自身のAIを活用した業務の遂行能力が高まることを目指している。

100種以上のツールでさまざまな業務をカバーする網羅性と実践性

 営業の提案書作成やマーケティングのペルソナ分析、人事の面談スクリプト作成など、多様な役割や業務シーンに特化した100種類以上のAIツール群を提供。生成AIに自身の役割やタスク、アウトプットのゴールをあらかじめ入力することなく、自身の業務シーンを選択して指示を出すだけで容易にAIを活用できるため、組織の誰もが自分のためのツールを見つけて業務の生産性を向上させることが可能。

専門知識、プロンプト知識不要かつ短時間でアウトプットを生成

「UMU AI Tools」は各業界や各業務の成功事例を分析し最適化されているため、かんたんなキーワード入力だけで、安定した品質のアウトプットを生成できる。一般的に、従来は手作業で60分以上かかっていた業務を、汎用的なLLMを使用すると約15分に短縮できると言われている。さらに本ツールを活用すると、わずか平均3分で完結するため、業務時間を劇的に短縮し、今まで以上にコア業務へ集中できるようになる。

UMU独自の「学習の科学」を実装しAI思考を深化

 単にAIに答えを聞くだけでなく、「UMU AI Tools」では構造化されたアウトプットと分析プロセス、より良い結果を得るための指示改善案を提示。これにより、ユーザーのAI思考を広げ、AIリテラシーと需要分析能力の向上を支援する。AIが生成したコンテンツを自己評価し最適化の提案も行うことで、ユーザーの継続的な成長とさらなる業務改善を促す。

アウトプット画面イメージ
アウトプット画面イメージ

UMUの学習エコシステムとの連携

 同社は、組織全体のAIリテラシーを体系的に向上させる実践型AI学習プログラム「AIリテラシー」も提供している。「AIリテラシー」でAI活用の基礎とその本質を学び、「UMU AI Tools」と職種別解説コースで日々の業務課題を解決しながらAIを活用するという「学習」と「実践」のサイクルを回すことで、組織にAI学習とAI活用の文化を根づかせる。AIで業務生産性を向上し成果につなげることで、企業の持続的な業績向上に貢献する。

ユームテクノロジージャパン 代表取締役 松田しゅう平氏のコメント

 AIの進化がビジネスの前提を大きく変えつつある今、「AIを使いこなせるか」が企業、そして個人の競争優位性を大きく左右します。しかし、多くの現場ではAIの活用方法に課題を抱えており、そのポテンシャルを眠らせたままになっています。

 学習プラットフォーム「UMU」を展開する中で、同じ内容を学んでもすぐにトップパフォーマーになる人もいれば、なかなか成果が出ない人もいるという課題を感じていました。しかし「UMU AI Tools」では、簡単な指示で誰でも同じアウトプットを得ることができ、安定した高品質な成果を実現します。

 本AIツール群は、職種別解説コースとセットで設計されており、コースでAI活用の本質を学んでから実際の業務で活用することで、優れたAI人材を育成できます。また、各アウトプットには必ずインサイトが含まれているため、ツールを使いながら同時にAIリテラシーや業務分析能力を自然に習得することが可能です。

 当社は、単にAIからのアウトプットをコピーするだけの人材を作るのではなく、当社独自の「学習の科学」に基づき、自律的に学習し続けられる人材の育成を目指しています。この「UMU AI Tools」が、多くのビジネスパーソンの手に渡り、企業全体の生産性向上ひいては業績向上への一助となることを期待しています。

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