SIGNATEは、DX教育プラットフォーム「SIGNATE Cloud」にて金融機関の営業行職員向け「DXリテラシー認定プログラム」の提供を開始した。
サービス提供開始の背景
金融庁による「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針(令和5年4月)」では、地域経済の活性化のため、金融機関が地域企業の事業拡大や経営改善等を支援することが重要とされている。また一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会による「金融・保険業のデジタル対応と環境対応への意識調査(令和5年11月)」では、金融機関の営業行職員にはDX推進に関するアドバイザーとしての役割が求められている。
そうしたなかSIGNATEは、企業や教育機関、国や自治体などのDX推進およびデジタル人材育成課題に取り組んできた。同社が開発・運営する「SIGNATE Cloud」は全社レベルのDX推進を支援する実践教育プラットフォームとして金融機関にも導入されており、その多くが、営業行職員向けのDXリテラシー教育と専門人材向けのデータ分析スキル教育に特化したプログラムを求めていたことから、今回のサービス提供開始に至った。
金融機関の営業行職員向け「DXリテラシー認定プログラム」について
DXリテラシー認定プログラムは、経済産業省策定の「DXリテラシー標準」のすべて、および「DX推進スキル標準」の一部とトレンド知識を学ぶ講座群にて構成されている。総受講14時間で、営業行職員が担当企業の経営者から寄せられるDX推進課題に対して、適切な助言ができるように支援する。
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DXリテラシー標準
DXリテラシーを身につけるための講座群
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DX推進スキル標準(一部)とトレンド知識
各業種でのデータ・デジタル技術活用事例やビジネス・業務の変革プロセスを学び、顧客ニーズや相談・要望へのアドバイザリー業務を行うスキルを身につけるための講座群
「SIGNATE Cloud」について
「SIGNATE Cloud」は全社レベルのDX推進を支援する実践教育プラットフォーム。全社的なDXリテラシーの底上げからDX推進におけるコア人材の育成まで、DXへの取り組みフェーズや社員のスキルレベルに応じて教育プログラムを提供する。