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「Anaplan」がアップデート より高度で相互につながった計画分析業務プロセスを日本企業に提供

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 Anaplan Japanは、提供するSaaS型プランニングプラットフォーム「Anaplan」の複数のアップデートを発表した。

 より高度で相互につながった計画分析業務プロセスを日本企業に提供するため、「Anaplan Workflow」「Anaplan Geo-Mapping」「Anaplan Polaris」「Anaplan Applications for Sales」という新製品群を発表。これらのソリューションにより、企業は大規模で複雑なデータセットや既製のアプリケーションを活用したうえで、グローバルな業務の複雑性も組み込まれたモデルを作成し、より高次元の計画分析業務プロセスを実現できるようになる。

Anaplan Workflow:日常の計画プロセスを自動化

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 企業の重要な意思決定を迅速化するだけでなく、複雑なトレーニングや手作業による調整の必要性を減少させ、チームが効率的かつ効果的な方法で主要なタスクやプロセスを実行することを可能にする。

 Anaplanプラットフォーム上でユーザー中心のプロセスを自動化できるため、管理チームが常に進捗を監視する必要がなくなり、計画プロセス内に存在する一定の要素を、繰り返し可能かつ、より信頼性のある状態に改善することができる。

 予測更新といったタスクから月次の品ぞろえ計画の策定のようなプロセスなど、対応が必要な際はユーザーに自動的に通知を送ってAnaplanの適切なページに誘導し、作業が必要な箇所へのアクセスを促す。また、ユーザーは作業完了と同時に、意思決定に必要な文脈情報のメモを追加し、予測サイクル内のほかのプランナーへ情報共有することが可能。チームメンバーが不在の場合はプロセスのオーナーが代理で業務を引き受けることもでき、予期せぬ事態で重要な計画サイクルに遅れが生じることを防ぐ。

 さらに、上席リーダーがプロセスに参加している場合、確認要請ボタンとAnaplanのモバイルアプリのシームレスな統合により、リーダーがタスクのメモと重要な数字を確認し、作業をリアルタイムに承認/却下することが可能。

Anaplan Geo-Mapping:重要な計画データを地図上で可視化

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「Anaplan Geo-Mapping」は、Anaplanに内蔵されているマッピング機能。ユーザーは、モジュールからのモデルデータを、マップ上の国や地域といったエリアの色づけまたは緯度と経度のポイントに基づいたマーカーとして可視化できる。

 たとえば、グローバルに事業を展開する企業のCFO(最高財務責任者)は、地域ごとの支社や支店の業績指標を視覚化するために「Anaplan Geo-Mapping」を利用することが可能。すべてのマップ機能はコンテキスト認識に対応しているため、CFOは位置マーカーをクリックするだけで、特定の場所にあるそれぞれの支社・支店の関連データを確認できる。すべてのビジネス機能でキーデータポイントを視覚化できることで、情報に基づいた報告と意思決定を促進する。

Anaplan Polaris:緻密な事業計画を立案

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 大量で複雑なデータセットを活用して、ビジネスの全体像を俯瞰する大規模モデルを構築することが可能。次元や階層といった既存のパラメーターと連携して、市場の速度でキーとなるトレンドを見つけ出し、ビジネス上の行動につながるインサイトを発見できるようになる。

 ユーザーが自社の事業にもっとも関連性が高いデータをリアルタイムに、かつ制約を抑えてモデル化することが可能。たとえばグローバルにサプライチェーンを展開する企業は、地理的な境界やタイムゾーン、生産する各製品に必要なSKUや部品、各工場、倉庫、施設も含めて大規模モデルを構築できる。サプライチェーン全体の包括的なビューを活用でき、適切で実行可能なビジネスの意思決定をサポートする。

Anaplan Applications for Sales:アジャイルなセールスパフォーマンス管理

 2024年中に販売を開始予定。2023年に販売開始された「Anaplan Applications for Supply Chain Planning」と同様に、企業・組織の収益への道すじを描き、市場参入戦略に影響を与える問題への対応を支援する。

 また、この製品で最初に提供されるアプリケーションである「Territory & Quota Planning(テリトリ&ノルマ計画)」に備わった、ガイドつきの新たな設定システム、事前登録済みのデータ・ハブ、ベスト・プラクティスのアーキテクチャにより、営業および収益の責任者は、すぐに機能の使用を開始することが可能。市場や収益源が絶えず変動する中、各企業・組織の収益チームが利益の向上と成長を促進できるようにサポートする。企業の意思決定権者は、パイプラインの健全性の維持、予算達成、セールスチームのモチベーション向上のために必要なデータ駆動型のインサイトを得ることが可能になる。

Anaplan Japan 社長執行役員 中田淳氏のコメント

 過去数年を振り返るだけでもパンデミックやサプライチェーンの途絶、為替変動など、「史上初」や「数十年ぶり」の想定外が頻発しています。今日のビジネス環境は、ますます不確実性を増しています。しかし、現状を素早く的確に把握し、いくつかの将来予測シナリオを元に意思決定することが出来れば、ビジネスリーダーは自信を持ってビジネスを先導していくことが可能になります。Anaplan Japanは、顧客を従来型の計画プロセスの制約から解放し、短サイクル化する計画・予測分析業務のサポートを行っています。本日発表した機能強化は、この取り組みに対する当社のコミットメントの証であり、引き続き顧客の成長と進化をサポートするために日本市場への投資を続け、チーム一丸となって邁進して参ります。

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