ビジネス版LINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは、大阪ガスが全社員約5,000名に対し「LINE WORKS」を導入することを発表。
これまで大阪ガスの社員間コミュニケーションはメールや電話を中心に行われてきた。しかし、メールでは相手に情報が伝わっているかわからず、電話では情報の正確な伝達が難しいといった課題が挙げられていた。
大阪ガスは2020年夏を目途に「LINE WORKS」を導入し、スマートフォンを活用したコミュニケーション環境を整備する。導入にあたり、顧客のガス機器メンテナンスや都市ガス製造所での点検業務に従事する社員による試験運用を実施。試験運用後に実施したアンケートでは、約9割の社員が「(「LINE WORKS」により)業務効率が向上した」と回答した。
さらに「LINE WORKS」がコミュニケーションアプリLINEとつながるビジネスチャットである特徴を活かし、災害発生時に社外協力要員と連携できるコミュニケーションツールとしての利用も期待されている。また、Daigasグループ全体での導入や社外パートナーとのコミュニケーション活用も視野に入れているとのこと。
大阪ガス株式会社 イノベーション本部 情報通信部長 門脇あつ子氏のコメント
「大阪ガスは、お客さまの期待を超えるサービスを生み出すために、デジタルトランスフォーメーションの加速を推進しています。LINE WORKSの導入により、Daigasグループ内外でのコミュニケーションの活性化が実現されることを期待しています」