ジャパン・クラウド・コンピューティングは、2020年1月1日付けで同社のパートナーおよびJCCコンサルティングの代表取締役社長に福田康隆が就任したことを発表した。
ジャパン・クラウドはBtoB SaaSの分野において、海外で急成長している企業と合弁企業を設立し日本市場への進出、および、中長期的な成長を支援している。
今回、事業成長に向けた取り組みのひとつとして、同社関連企業の中長期的な成長をサポートするために、市場戦略の策定、国内市場醸成のためのPR、マーケティングプランの立案・実装、人材の採用・育成、マネジメントコーチングなどを提供する専門組織「JCCコンサルティング」を設立した。関連企業への支援を通じてベストプラクティスを蓄積していき、スケーラブルなモデルの開発を進めていくことにより、これまで以上の成長スピードと継続的な成長を支えていくとのこと。
ジャパン・クラウド アルナ・バスナヤケCEOのコメント
「海外の急成長クラウド企業の日本進出はこの数年で飛躍的に伸長しています。福田氏の成功体験と業界に精通した経験は、提携先企業の日本市場における成功に大きく貢献してくれると信じています」
福田康隆氏のコメント
「日本はグローバルの中で大きな市場であるにも関わらず、言葉の問題や独自の商慣習・文化などが障壁となり、日本市場への進出を躊躇している企業はまだまだ多く存在します。次々と登場している新しいテクノロジー企業に日本市場に目を向けてもらい、より良いサービスを日本国内の企業に浸透させていく事は大変意義のある仕事だと感じています。従来のジャパン・クラウドの役割に加えて、中長期な視点で経営支援を行うための専門組織となるJCCコンサルティングを通じて、さらに成長を加速させることを目指していきます」
プロフィール
早稲田大学卒業後、日本オラクルに入社し、2001年に米オラクル本社に出向。2004年、米セールスフォース・ドットコムに転職。翌年、同社日本法人に移り、以後9年間にわたり、日本市場における成長を牽引する。専務執行役員兼シニアバイスプレジデントを務めた後、2014年、マルケト入社と同時に代表取締役社長に、2017年10月同社代表取締役社長 兼 アジア太平洋日本地域担当プレジデントに就任。マルケトがアドビ システムズに買収されたことにより、2019年3月、アドビ システムズ専務執行役員 マルケト事業統括に就任。2020年1月より、ジャパン・クラウドのパートナーおよびJCCコンサルティングの代表取締役社長に就任。ハーバード・ビジネススクール General Management Program修了。著書に『THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス』(翔泳社、2019年)。