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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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SalesZine Day 2026 Winter

2026年1月27日(火)13時~18時40分

訪問しなくても売れる!菊原氏が営業スタッフに贈るアドバイス

なぜ「メリット」を伝えても返信が来ないのか?「得」より「損」が人を動かす

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「おすすめ」で顧客は動かない 不動産とBtoB営業の例

 では具体的にどう活用するのか。2例ほど実例を紹介する。

事例1【不動産営業の例】

×「この地域の物件としては、価格と条件が非常に良くおすすめです」

 情報として正しいが、行動理由にならない。これを見たお客様は「まぁ、ほかにも良い物件が出てくるだろう」と考えるだろう。

〇 「この条件でこの価格の物件はなかなかありません。これを逃すと次に出るまでかなり時間がかかります

 ここでは「おすすめです」とか「検討してください」とはひと言も言っていない。逃すとしばらくチャンスはめぐってこない、という可能性を事実として伝えているだけ。 このように伝えることでお客様は「今、真剣に検討しないとチャンスを逃す」という気持ちになる。

事例2【BtoBソリューション営業の例】

× 「このサービスを使うと社員の業務効率が上がります」

 サービスを使うことでメリットが得られる。しかし、これではインパクトがないし、今やる理由も感じない。

〇 「今のやり方を続けていると、社員の大切な時間と労力が失われ続けます」

 ポイントは現在進行形の損失を伝えるということ。「1分1秒と刻々と損をし続けているのですよ」ということを伝える。

 人は「将来良くなること」よりも「今すでに失っていること」のほうにはるかに敏感になる。このポイントを伝えることで確実に反応率が上がる。

 大げさに「こんなに損しますよ!」と煽る必要はない。ただ「行動しなかった場合に起こる損失」について冷静に伝える。それだけで、お客様は何倍も話を聞いてくれるようになる。

 文章を書くとき「この内容はメリットだけ伝えて終わっていないか」という目でチェックしてほしい。もしメリットだけならそこに“失われる可能性”を追記してほしい。それだけで、驚くほど反応が変わる。

 反応率が上がれば商談が増え、商談が増えれば契約数は増えていく。この心理を利用して、結果を出していただきたい。

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この記事の著者

営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)

群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2025年までに83冊の本を出版。ベストセ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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