「日本でいちばん営業が強い会社」へ レバレジーズが描く日本の未来
──今回の取り組みの良好点と、今後の壁として感じている点をお聞かせください。
中田 成功した点として、社内人材の発掘に加え、身近な社員のスキルを目の当たりにしたことで、「自分たちにもできる」という機運が高まったことが挙げられます。
課題としては、「大会」という形式のためか、1年めのメンバーの参加が少ないなど参加層の広がりが限定的だった点です。しかし、一次審査は何度も挑戦できるなど、練習しながら気軽に挑戦できる環境なんですね。参加の裾野を広げていくため、大会の形をさらにブラッシュアップしていきたいと考えています。
──今後の展望について教えてください。
中田 実は、エンタープライズ推進室の先駆けとして、2023年から「セールスラウンジ」という社内コミュニティを結成し、セールス領域で著名な方の講演や社内ウェビナーを実施していました。そこで掲げていたのが「日本でいちばん営業が強い会社になる」というスローガンです。
レバレジーズはマーケティングが強い企業というイメージがありますが、もっと営業に光を当てたい。新卒人気度の高いレバレジーズの営業たちが輝き、自信を持っていたら、きっと日本の営業全体が変わるはずです。
──最後に、読者へのメッセージをお願いします。
中田 私は営業のトッププレイヤーではありませんが、それでも声を上げ、何かをやることはできる。組織全体を変えていくためには、著名な方々が旗を振るだけでなく、私たちのような名もないひとりの営業がボトムアップで頑張ることこそが大事だと思っています。
吉村 今回の社内ロープレ大会は、自分の営業スキルや、お客様に提供する価値を客観視する良い機会でした。今後、エンタープライズ推進室がこうした成功事例をつくってくれることで、現場の営業力強化にもつながると期待しています。
営業現場としても、レバレジーズが「営業が強い会社」「営業が楽しそうに活躍している会社」と認知され、志をもって入社してくれる人が増えるよう、これからも活動していきたいです。
──レバレジーズが目指す「日本でいちばん営業が強い会社」というビジョン、そしてエンタープライズセールスへの取り組みは、AI時代において「真の営業力」とは何かを改めて問い直す挑戦だと感じました。本日はありがとうございました！
