IT FORCEは、「監査くんAgent」をSalesforceのAgentExchange(※)にリリースしたことを発表した。
※Salesforce AgentExchange:パートナー、開発者、およびAgentblazerコミュニティが、企業がAIエージェントを迅速に作成・展開するためのソリューションを見つけ、試用し、購入することができる信頼できるマーケットプレイスおよびコミュニティ

「監査くんAgent」の特徴
監査くんAgentは、過去の監査実績や指摘事項などのデータをもとに、AIによるサジェストや要約機能を活用して、「監査計画の自動策定」と「監査ポイントの要約」の実現を可能にする。
AIによる監査計画の自動策定

AIが過去の監査実績をもとに優先度を算出し、監査対象をレコメンド。会話形式で条件を入力するだけで監査計画を自動策定し、業務効率化や抜け漏れ防止、引き継ぎ工数削減を可能にする。
AIによる監査ポイントの要約

AIが過去の指摘事項から監査のポイントを提示し、経験の浅い職員の品質を担保する。人材不足の中で負荷軽減と業務効率化を図る。
IT FORCE IT PLATT事業部 部長 中山朋子氏のコメント
自治体などにおける監査業務は、事業内容や関連法令への精通が求められ、属人的になりやすい課題があります。特にベテラン職員の退職による人材不足が深刻化する中、「監査くんAgent」では、監査先選定の効率化や業務品質の均一化、職員の負担軽減が実現できます。監査主体者および監査対象者の業務効率化を支援し、施設利用者の満足度の向上に貢献いたします。
セールスフォース・ジャパン 専務執行役員 アライアンス事業統括本部 統括本部長 浦野敦資氏のコメント
AgentExchangeは、顧客がワークフロー内に信頼できるAIソリューションをシームレスに統合する力を提供します。現在、当社の開発者コミュニティは、パートナーエコシステムの専門知識を直接活用し、業界特化型のソリューション「監査くんAgent」を取得できるようになりました。これにより、AIエージェントを構築・実装し、ビジネスをAgentforce企業へと変革する先駆者となることができます。
