マニュライフ生命は、代理店営業担当者向け生成AIツール「Manulife AI Assistant」の運用を開始した。
本ツールは、代理店募集人から当社代理店営業担当者への保険契約に係る保全手続きや保障内容等に関する問い合わせに対し、正確な情報をスピーディーに提供することを可能とするもの。代理店と当社の情報共有を円滑にし、代理店営業担当者がより付加価値のある戦略的な業務に集中できる環境を整える。
運用開始の背景
マニュライフ生命は、世界的な生成AIのベストプラクティス、自社の優れた分析チーム、そしてマイクロソフトの生成AI技術を活用し、「デジタル・カスタマー・リーダーシップ」の実現に向けた取り組みを行っている。
親会社であるマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションは、約10年前からAIを活用しており、現在も各市場において生成AIへの積極的な投資を継続している。従業員のAI活用率は75%に達しており、業務効率の向上とイノベーションの加速を実現している。
本ツールの導入は、2024年11月に導入された直販チャネルの営業職員(プランライト・アドバイザー)向け生成AIプラットフォームに続くものである。
マニュライフ生命 チーフ・マーケティング・オフィサー カーラ・ハートライト氏は、「マニュライフ生命は、AIを活用することでお客さまへのサービス向上を目指しています。今回の投資は、マニュライフを代表する代理店の皆さまが、お客さまのニーズをより深く理解し、自信を持って意思決定を支援できるよう、業務の効率化と関係構築を後押しするものです」と述べている。