6月は株主総会の季節だったが、上場企業ともなれば機関投資家とのコミュニケーションの機会は1年中頻繁にある。今期の業績は当然として、来期の予想とその根拠を具体的に示さなくてはならないだろう。一連の建設的なディスカッションを裏で支えるのが、すべての営業チームが報告するフォーキャストの精度である。ここを営業の勘だけに頼っていては心許ない。どうすれば精度の高いフォーキャスティングができるのか。この問いに答えるかたちで、2回にわたりその実践方法を解説していく。
この記事は参考になりましたか?
- 営業組織の持続的な成長を目指す インテリジェント・フォーキャストの世界連載記事一覧
-
- 「常勝営業軍団」を生むフォーキャスティング 自分ごと化・定着化のための5つのポイント
- 数字は人格を表す?知っておきたいレビューポイント フォーキャスティングの勘所を押さえよう(...
- 「妄想商談」でパイプラインが潤沢だと判断しない! フォーキャスティングの勘所を押さえよう(...
- この記事の著者
-
Xactly株式会社 代表取締役社長 福眞総一郎(フクマソウイチロウ)
1977年生まれ。慶應義塾大学卒業後、日系製造業での営業経験を経て2003年日本IBM入社、金融機関担当営業として従事。米国本社勤務を経て2012年にヴイエムウエアに入社。担当営業、金融営業部長を経てエンタープライズ営業統括本部執行役員として国内大手企業のITインフラ、アプリ領域の変革をリード。20...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です