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「退職代行を利用したい」は3人に1人/SNS「GRAVITY」によるミレニアム世代調査

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 HiClubが提供する、「やさしいSNS『GRAVITY(グラビティ)』」は、「5月病とストレス・退職代行サービス」に関するアンケート調査を実施した。

【調査概要】

調査方法:アプリ「GRAVITY」内でのアンケート調査

調査期間:2025年5月17~20日(月)

調査対象:20歳~39歳、男女

有効回答数:427名

5月病による体調の変化は、「気力がない」「職場に行きたくない」が6割

「5月病になったことがありますか?」という質問に対して「ある」と回答した人は55.5%ともっとも多く、次いで、「わからない」が26.5%、「ない」が18%、という回答で、半数以上が5月病になったことがあると実感している結果だった。

 5月病になったことが「ある」「わからない」と回答した人が感じた体調の変化は、「気力がない」が65.1%、「職場に行きたくない」が63.2%、「気分が落ち込む」が57.2%、「なんとなく体調が優れない」が49.1%で、回答者の半数が感じている変化だった。

体調の変化の主な原因「人間関係の変化や悩み」「役職や仕事内容の変化に対する悩み」が約5割

 5月病で体調の変化があった人が考える主な原因は「人間関係の変化や悩み」が33.4%、「役職や仕事内容の変化に対する悩み」が12.1%で、合算すると約5割を占めている。4月からの環境の変化にともなう人間関係の変化や、職場での役職や仕事内容の変化により、精神的な負担・重圧が大きくなっていることがうかがえる。

「人間関係の変化や悩み」「役職や仕事内容の変化に対する悩み」を抱える人は多くいるが、それにより「退職を検討している」は27.5%で半数を下回った。5月病による体調の変化で「職場に行きたくない」と感じる人は63.2%(231名)いるが、退職するという考えにまでは至っていないようである。

退職代行サービスを「知っている」は7割だが、サービスを「利用したくない」は約7割

「退職代行サービスをご存知ですか」という質問に対して「知っている」と回答した人が70.2%で7割を超えるにも関わらず、「利用してみたい」と回答する人は29.3%の約3割だった。

「退職代行を利用してみたい理由」として、「辞めるって言ったら何を言われるか怖い」「やめるのに労力を使いたくない」「最終兵器で使いたい」など、退職に対して時間や労力を割きたくない・職場での報告に恐怖を感じるために第三者を通して自分が関わらない形で辞めたい、と感じている人が多くいた。

 一方、「退職代行を利用したくない理由」としては、「逃げたと思われる」「社会人として非常識」「業界は狭いので変な噂になりたくない」など、自身のモラルに反したくないと考えている人や、「料金が高そう」「仕組みがわからない」など、退職代行サービスについて詳しく知らないために利用したくないと考えているようだった。

退職の悩みは「誰にも相談していない」が27.4%、SNSでは鍵付き・非公開アカウント・匿名性が高いアプリの使用も

「退職をしたい悩みをどこで相談していますか」という質問に対して「家族」と回答した人が44.2%ともっとも多いが、「家族」のみに相談する人は43人で、「友達」や「恋人」、「同僚など職場の人」へも合わせて相談する人が125人という結果に。また「誰にも相談しない」が27.4%と、自身の職場での悩みは親しい間柄でも相談がしづらい内容のようである。

 ミレニアル世代の50%以上が利用していると言われるSNSでは、「SNS(非公開・鍵付きアカウント)」「SNS(GRAVITY)」が約6%に対して、「SNS(X・Instagramなど公開アカウント)」は2.6%と、閲覧範囲を制限できる非公開アカウントや匿名性が高いアプリで、言いづらい自身の退職に関する悩みを相談していることがわかった。

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