インフォマートは、同社が提供する請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム請求書」が、神戸市に正式に導入されたことを発表した。
神戸市では、スマート自治体の実現という中長期的な目指す姿等の方向性を示した「行政改革方針2025」に沿い、デジタル技術の活用による「職員の働き方改革(業務改革)」を推進している。
こうした中インフォマートと神戸市は、2020年12月から1年間にわたり、請求書の業務プロセス改革を目的とした実証実験を実施。BtoBプラットフォーム請求書の試験的導入を通じ、神戸市と取引先との請求書受け渡し業務のデジタル化、ペーパーレス化の課題と効果を検証した結果、正式にBtoBプラットフォーム請求書を導入することが決まった。
神戸市は今後、段階的にBtoBプラットフォーム請求書を導入し、請求業務のデジタル化を推進していく方針。また「BtoBプラットフォーム TRADE」を試験的に導入し、見積もり・発注業務のプロセス改革を目的とした実証実験も予定している。
神戸市 担当者のコメント
BtoBプラットフォーム請求書は他社サービスと異なり、請求書の発行側企業だけでなく、受取側である当市にもペーパーレス化と事務効率化のメリットがあり、発行側と受取側の両方に導入メリットがあります。当然、発行側の企業においても請求業務のペーパーレス化やシステム連携による事務効率化が可能です。
BtoBプラットフォーム 請求書を導入することで、市役所業務だけでなく、当市と取引のある企業においてもDXのきっかけとなり、広く「All神戸」でDXを進める起爆剤となることを期待しています。