大学院生・研究者のキャリア支援を行うアカリクは、登録している21卒の大学院生(修士・博士)206名を対象にアンケート調査を実施した。
調査対象のうち、「現在、就職活動を行っている」のは75.2%。就職活動に不安を覚えている回答者も7割超えとなった。
「オンラインでの採用を進めている企業」に対するイメージを3つまで選択してもらうと、「リモートワークなど柔軟な働き方が期待できる」という回答が68.4%、「イノベーティブ(革新的)である」が45.1%、「社員や経営層が優秀である」が34.0%と、好印象を与えていることがうかがえる。
オンラインでの面接・面談のみで一度も対面を行わずに内定まで完結したことが「ある」との回答が15.6%に。オンライン面談や面接についての満足度を尋ねると、「非常に満足」が11.6%、「満足」が51.5%と、合計すると6割を超えた。
オンラインでの採用を行っているか否かが志望度に影響することがあるか尋ねると、「かなりある(行っている企業を積極的に志望する)」が30.1%、「多少ある」が45.1%と、合計すると7割を超えた。
本調査は、2020年4月24日〜4月27日、21卒アカリク会員へのアンケート調査で行った。有効回答は大学院生206名である。